飛べない仙人はモノレールを使って久しぶりに海に出る。
モノレール終点駅から島に向かってものの1分も行かぬうちにこの江ノ電の駅があり、ここからものの数分で小田急の同名駅があり、ただの海岸とは言うものの新田義貞を凌ぐ3方向より人々にぎにぎしく押し寄せて当方も往復5~6千歩はかたいと踏む。おお、海よ、サーファー諸氏よ、掻き曇った空よ。
海岸でめぼしい石や貝を拾い、通りの食堂は外のテーブルで昼飯を頼むもおびただしい驟雨。がラッキーにも大きな緑の布の傘下で雨など知らぬ仏のしらす丼。ここのが特別うまいと相方。食後と雨後が同時に来てこれもまたラッキーでした。
波を越えサーファー寄せる片瀬浜
「降り出しそうな空」にはovercast(どんより暗い)がある。キャストが多すぎるというステージもあるが、その解釈はいかが。The sky is overcast.と伝えたり、見ながらIt’s overcast.と言えます。
またthreaten(脅す、脅迫する)もあり、次のように使われる(直訳付き)。
The skies are threatening.(空たちは脅しをかけている)
The weather is threatening.(この天気は脅迫している)
これらはthreatening to rain/snow/thunderという意味。広い空全体に言及するとき(特に詩的に)skyが複数になることあり。
フィクションの世界で耳目に触れるAre you threatening me?(私を脅しているのですか?)というドラマチックな表現あり。