赤頭巾のおばあさんと一人きりの時間 ALONEの話

You’ll never stand ALONE. 米国大統領がウクライナ大統領へ伝えた約束の言葉です。

ALONEという言葉は通常副詞として使われます。Home ALONE.も「家にいる状態の、一人で」という意味の映画タイトルで、やはり副詞です。一人きりで、二人だけで、あるいは、唯一我々のみが宇宙に存在するわけではない、という場合にもALONEの出番です。

「赤頭巾」ではLittle Red Riding Hood’s grandmother lived ALONE in the woods.でしたがl、これもまた副詞。

ところがパンデミックの影響もあるのか、このところALONEが形容詞として、

 ALONE time

というフレーズでよく使われています。LONELY timeはひとりぼっちだし、LONESOME timeも淋しい。

  I need to create more alone time.(もっと一人の時間を作らなければ)

  I need more serious alone time to think things over.(物事をよく考えるためにもっとしっかり自分の時間を持たなくては)

  We spend our alone time on weekends.(週末には二人きりの時間を過ごします)

言い換えは、例えば副詞にしてこう言えます。

  I need to spend more time alone. (もっと一人でいたい)

  We were alone together for a week on Paradise Island.(私たちはパラダイス島に二人きりで一週間いました)

辞書にはよく 

  alone: adjective [not before noun]
  alone: as an adjective (never before a noun): I was alone in the house.

と出ています。よくまあここまで来ました!

  ALONE has come a long way!

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