A Kind of Salad  

ポテトサラダが好きで、ジャガイモが目に止まると、茹でる、皮むく、潰すか一口大に切る、胡瓜に人参とマヨネーズで混ぜる行程が、走馬燈のように浮かんで消える。既製品を見ればいざ涎ぞ出でる。昨日は衝動で親子丼(シンピーマン入り)と共に作りぬ。紫蘇の実も散らし、明日葉をのせる。


 ただ今回は、ドイツ語でwortsalat、フランス語でsalade de mot、英語でword salad、直訳で「言葉サラダ」の話だ。
 米国のある政治家の発言が「言葉サラダ」と呼ばれ、ここ数年有名だ。長短のポリティカルな言葉が発せられるが、多くの場合うまくつながらず、センテンスが収束せず、言葉が混ざったままの意味不明。彼女はその代表選手のように言われるが、このサラダ職人は政治の世界で大変多い。
 これは元々患者の言語的症状を表した精神医学用語で、それがこのように(偶発的あるいは意図的に)答えをごまかしたり真意を隠したりするための言語的曖昧さや(linguistic ambiguity)や矛盾(linguistic contradiction)のトスサラダ状態を表すこともできる。
 使い方例:
  ①「概念、無冠詞、s無し」He is full of word salad. He never gives an honest and direct answer to an important question.
  ②「量の複数か概念の無冠詞」She speaks in word salads/salad all the time
  ③「可算」The boss often uses a word salad that doesn’t lead us anywhere.


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