考えるだに恐ろし I Tremble to Think

ある説のことを考えれば考えるほどそれが正しく思えてくる、ということが最近増えてきている。きみ、よほど熟考というものをしたことがない人なんだね、と言われれば、かも、と答えるしかない。ただ、それだけ考えることが多くなったんだから仕方ないじゃんとも言えそうだ。
 それにこれは昨今の激動世界に住む多くの人が感じていることではないだろうか、と考えるのは私だけだろうか。だからこの気持ちを英語で表してみて、”世界”の反応をチェックするのも悪くないのではないだろうか。ふーむ、これほど「だろうか」が多くては、古めかしく、かつ偉そうな印象を与えるのではないだろうか。これを「だ老化現象」と呼べないだろうか。

I TREMBLE TO THINK…(from Wikipedia, Le Penseur (1904), Auguste Rodin)

基い。まずある話題が出ていて、それをitで受け、あとはThe more the moreの形でもっていくとしましょう。とりあえず「考える」はthinkとして、The more I think about itで前半。後半の「それがただしく思えてくる」は<it+feels+right>として、2通りできました。

  ①The more I think about it, the more right it feels.

 これはthe more のあと、rightにフォーカスして比較級にしたもので、more rightはrighterより英語的。

  ②The more I think about it, the more it feels right.

 これはit feels rightということがもっと増えるといった感じです。

 あなたにとって語呂のいいのはどっちかな?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です