オウ・クマン!

If you build it, he/they will come. 「それを建てれば彼(ら)が来る」
映画『フィールド・オブ・ドリームズ』から頻繁に引用される言葉で、itが何か、heやtheyが誰なのか、その謎が解けていく過程がうまく描かれています。主人公が若き青年の父とキャッチボールをするなど、一時野球少年だったぼくの心に(今様に)刺さるものがあちこちに用意されています。(初めて使ったけれど痛いね、この表現は。使い方をミスったかな。)

話は飛んで熊たちの出現が世を騒がせていますが、全国の森林を伐採すれば出て来るのは道理で、さっそく上のよく知られた構文を使い、予言風ですが、このように言えます。

  If you cut down forests, they will come.

(後半は原典の味を残さず、they are bound to come out.のように「間違い無く」感も出せますが)。いずれにしても熊は森林伐採deforestationに行き場を失い、

  I can’t even find the BARE minimum. They took it all away. I’m hungry as a BEAR. I can’t BEAR it. And it’s not us to BEAR the blame.

とこぼす余裕もないようだという話です。
冬眠もままならぬかな。手をくまねいては居られない。

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