今年のモットー(馬頭「マドウ」や元宇「モトウ」が英語により近い。「マトウ」でもよいです)のお話です。
昨年4月。拙『あのなつかしき歌や物語』第2部の「重衡と千寿」は、1184年3月に鎌倉に幽閉された平(遠山)重衡(しげひら)が、処刑のため1185年6月に奈良に送られるまでの物語で、彼はその数ヶ月前に、壇ノ浦で平家が滅びたことを知ります。
準備の段階で、年表では平家滅亡の年が鎌倉時代のスタートになっていることを知り、「幕府樹立まではまだ7年もあるのに」と思った次第。というのも、それまで半生記を越えて、「いい国(1192)作ろう鎌倉幕府」というmnemonic(記憶法 「ニモニッk」)で覚えていたからです。
脳内は「すわっ、いざ鎌倉!」となったのですが、そう遠くないし、それに重衡の1185年の無念の気持ちを稽古段階で体験していたので、新年号を「いい屋号(1185)だね鎌倉屋」とニモニックを作りなおしてrelearnすることができました。
ということで楽なunlearn⇒relearnのプロセスでした。しかしそれが、スーパーグルーで脳に貼り付いたような知識や認識である場合には、つまり1192と自己同一化した状態だと、それを「剥がす」ことは自分を失うことに繋がるという不安が生じる。「これはそうではなく、ああではないのか?」と一瞬感じても、「そりゃあり得ぬ!」という声がして、チューブから強化グルーがニャーっと出て脳内が安定することも少なくないのです。
本能的(instinctive)あるいは直感的(intuitive)なモーメントを逃がさずに、迷ったり考えたりすることが、今年はもっと増え、もっと必要になる気がしています。こいつはAI画像/動画なのか、『マトリックス』的思い込まされがあるのではと感じたら、それを選択して洗い直していければなあと。
そこで今年は、
It is never too late to unlearn things.
頑固な知識コリを減じては考える、これ遅すぎることはないと思います。
この人たちは、習い、はてな、習い直しの日々でしょう(^_^)


Go, Freedom Kids!