The Word of the Dayが毎日のように送られてくる。何かの約束をどこかでしたに違いない。今回はこのforebearが。
語源を推量すればforeはbeforeという意味でしょう。
問題は後半のbearだが、まさか「熊」ではないだろうとオンライン語源辞典
https://www.etymonline.com/
へ行ってみると、これは
be+er、「beをする人」「存在する人」
という行為者名詞。
全体で「以前+存在する人」と熊なく理解ができた。
beと言えば、The Bard(シェイクスピア)のTo be or not to be….を思う。
toには「・・・へ」という方向性を表すため、今後のことを示すニュアンスがあることから、かの名セリフは「今後存在するか、今後存在しないか、問題はそこだ」と素直に解釈することも可能。
forebearに話を戻して、
We can trace our forebears back to the 1830s.
うちの祖先は1830年代までわかっています・遡れます。
ancestorsに差し替えてもよい。
こちらは、ante(before)+cedere(to go)、つまり「先行」を語源に持つ。
ancestorは最も一般的。One of our ancestors owned this lake.などと先祖の
自慢をしたいときにも。
forebearはforebearsと複数使用が普通で、「祖先」といった客観的ひびきあり。