『その昔、ハリウッドで』『なぜではなく、どんなふうに』桑名真弓さんの書評です

拙番組の聴取者で拙ブログにもいらっしゃると仰る翻訳家の桑名真弓さんから、この度書評家としてもデビューされたとの知らせを受けた。
  記事の1つは、個人的に実に立派でripperだと感じ入っている映画Pulp Fictionと並ぶOnce Upon a Time in Hollywoodの物語版に関したもので、何と監督Q・タランティーノ自らの筆になるものだ。桑名さんの書評には映画や英語版からの視点もあり、まずは原書へとばかりに取り寄せると、お話のとおり映画とはまた違う視点と展開があって大変面白い。僕は映画のノベライゼーションはまず読まないが、書評に引かれて扉を叩くや、画面と同様に躍動するタランティーノ監督のリズム感、語彙力、そして語り口の世界が待っていた。翻訳の評判も良く、和英を比較するのも楽しそうだ。
  もう1冊は、米国を舞台にイタリア系移民とムスリムの恋人を中心に展開するとある。二人の人間が文化的な障害を越えて引かれ会うという現象の「なぜ」が僕には未だによくわからないのだが、2016年、多様化の高波に揺さぶられる人間模様を、Diversity、Equity、Inclusion、Racism等々が混濁し洪水化した現代から眺めるのは意義あることと思う。

『その昔、ハリウッドで』
https://note.com/yasushi_kaneko/n/n1a5a201b8bd1

『なぜではなく、どんなふうに』
https://note.com/yasushi_kaneko/n/n29a1467522d5

どちらも『図書新聞』にご寄稿。

富士の病 ブラウニング・パロディ

On a clear day, you can see forever and Fuji!!!!

The year’s at the winter. And day’s at the e’en. Evening’s at five. The town’s neon-pearled.

People are on Twitter. The iron snake’s on the tracks.

Fuji’s in the sunset. All’s right with the world!

The year’s at the Spring by Robert Browning

The year’s at the spring,
And day’s at the morn;
Morning’s at seven;
The hill-side’s dew-pearl’d;
The lark’s on the wing;
The snail’s on the thorn;
God’s in His heaven–
All’s right with the world!

RHYME PERFECT: ABCDABCD

新しいテキストムック 瀧付けたお話

新年度に新タイトル、『遠山顕のいますぐ使える英会話』をよろしく。3月14日発売されます。

第1セクション: do、takeなど基本単語から生まれた表現を特集。(これは冬号get特集に味をしめた結果の企画です。)
第2セクション: Things Japanese, Things Abroadでは、日本のものごとを世界のそれと合わせて語る”落ち付いた”ダイアログで、目と知識を広げてください。
第3セクション: 連続恋愛物語。犬を連れた男女の出会うところから通年20回にわたるストーリーを、ご一緒に追いかけましょう。
というわけで瀧付けました。

                 墨絵:中田恭子

歩き愛でス

今日は飯処2カ所で喰い書き捗り戻り意味のよくわからんであろうタイトルを思い付く。かつ5千歩中に浮かんだ言語遊戯を絵入りで後悔する。

「鉄塔鉄美」

最近僕は鉄が好きになってきている。同時に、関係があるかどうかはわからないが、AI関連のことから離れ始めている。ゴジラも最初のが好きだし、円谷やハリーハウゼンの仕事がたまらない。僕はアンパンファン(最近減った)が好きで、これで自称アンパンマンにアイアンマンとなった。コジラ1でも、この塔が見事に活躍した。

英語では、PYLON(パイロn)という名がある。エジプト寺院へ通ずる入口を意味するとあるが、前世紀に飛行機が飛ぶようになった頃、操縦士に指示を出す塔をそう呼び、そこから送電する塔(当時の塔は新時代のシンボルだったろう)の名になった。

自分では脚韻享受のPOWER TOWERが気に入っている。

頭韻矢の如し ガダゲッギャs

「ガソリンを入れないと」は

  (I’ve) Got to get gas. ☛ Gotta get gas.

と、/g/の3連となります。正月早々原稿を書く小生

  I’m running out of gas.

 この英語「ガス欠」は、エネルギーレベルが落ちていることも表せます。日本語も似たようなものですが。

 私は子供の頃からガソリンの匂いが苦手で、莫迦な話ですが、随分生きたにもかかわらず今でもそういうところがある。これをFUEL「燃料」と掛けてみると:

  I know it sounds fuelish but I can’t stand the smell of gasoline.

このところ、Gaza’s gasも浮上。こちらは頭韻というより痛韻か。初(^_^)まだ遠し。Gotta get gas.