Self-deprecating humor 女王らしからぬ陛下のユーモア

😆カナダのトゥルードー首相はスピーチで自分は女王に仕える12番目の首相であると述べてエリザベス女王の長き君臨を讃えた。それに答えるスピーチの冒頭に、女王は”名人芸”であるself-deprecating humor(自嘲的ユーモア)で
  Thank you, Mr. Prime Minister of Canada, for making me “feel old.” (カナダ首相、ありがとうございます、もう歳だなと感じさせていただきました)
と言って会場を沸かせた。

https://www.youtube.com/watch?v=8rd1v2OX6vE

😆拙ブログ:今週の『ラジ英』 英国女王のユーモアとreassuringについて、でも取り上げましたが、ある町のイベントで見物人の一人から
  My, you certainly look like the Queen! (何とあなた、女王にそっくりですね!)
と言われてひとこと、
  That’s reassuring.(心強いです、安心しました)

😆英国君主として歴史上初めて米国を訪れた際、ホワイトハウスの記者会見で小柄(petite)な女王は演台の後ろに隠れてしまい、それが話題になった翌日、上下院合同の議会でのスピーチの冒頭に、
  I do hope you can see me from where you are.(皆さんから私が見えるとよいなと切望いたします)
と述べて、爆笑とスタンディングオベーションを受けた。

  https://www.c-span.org/video/?18018-1/queen-elizabeth-ii-address-congress-1991 (3分15秒当たりからサスペンスと共に)

😆ごく最近、How is Your Majesty?という質問に、
  I’m still alive.(まだ生きております)
と返答した。

何よりもこの自嘲的なユーモア力にものを言わせ、統治せずに君臨した唯一無二のroyal。ファンでした。Rest in peace, my humorous Queen.

Once an artist

娘が男児を産み、相方が渡米している関係もあり、姉から食糧が届いた。缶詰から水羊羹まで、開けて愉しいひと箱。送り状を何気なく見ると愉しさが倍になった。

ぼくは姉の本棚の絵画集を見て育った。彼女は広告会社で仕事をし、現在もイラストや絵を描く。送り状にもささっと描いてしまうお方とつながりがあることを愉しと思ふ秋の夕暮れ。そういえば、配達の男性が何となくニコニコしていたような・・・。あ、アンダーライン!!

Once an artist, always (every minute) an artist.

Sunfinity means an “infinite” number of sunflowers かばん語を開いてみたら大密林

以前、sun+infinity⇒sunfinityという、かばん語の名の苗を6月に2本植えた。これはやや育った頃。

July 13. Two sunfinity plants.

August 27. A little jungle of sunflowers

名称: sunfinity (sunflower + infinity)

infinityは「永遠」というよりは、「無限の数」an infinite number という意味で、訳せば「夢幻ヒマワリ」か。

キュウリの形

苦労していることをstruggleで表すことができます。現在キュウリがややそんな感じで

My cucumbers are struggling a bit right now.と言えます。みな形状が違うんです。They’re all different in shape and form.

Here’s a straight one. Hooray!

These guys are rather uneven.

I’ve no idea what’s going to happen to this one!

But I love ‘em all in any shape or form.

A hint for an easy snack.

文型:Whether A or B is debated.

AかBかは議論されている・結論が出ていない」という、大きな頭部(と胴体)を小さな脚部で支える形。

例: Whether it is a fruit or a vegetable is debated.(それが果物であるのか野菜なのかは結論が出ていない)

今朝の白尻尾水切り

朝4時。そっとドアを開き寝室に入ると、Still hanging in there! しばらく横のベッドに座り、それからそっとドアを閉める。一応水を置いたが、飲んだ形跡のあるなしなどわかるわけがない。

5時半にまた様子を見にいく。まだぶら下がっている。

と、しばらくして飛び立ち消える。カーテンの裏の窓に羽がぶつかる音がするので、外も明るいし、出たいに違いないと踏んで、窓を引いてやると音が消えた。あとは静寂。早朝にさようならも言わずに消えてしまった。

これをどう解釈すべきだろう? 英語で What do I make of this?
僕とトンボとの相性(affinity)によるとも解釈できますが。
What do you make of this?

塩辛昆布の粉を吹いた様子が似ているからという語源説あり。英語でwhite-tailed skimmer。寿命30日ともある。今夜も来るか。定宿となるか。

シオカラトンボは一泊したいのだろうか?

夜、散歩と買い物のあと帰宅し、野菜を見に外に出る。閉めたばかりの窓を叩く音がするので振り返るとトンボが、明るい部屋に入りたがっているのか、しきりに窓にぶつかっていく。どうしたと声を掛けると、今度は僕に向かってきて腕や手にぶつかる。写真を撮ろうとしていると静かになってしまった。と、窓の底部にじっと止まっている。

入りたいのだろうと決め込んで窓を引くとサッと中へ消えた。後を追って窓を閉める。しばらく羽音が聞こえ、静かになる。見ると、スタンドのランプの下に止まっていた。写真を撮っても動かない。呼吸をしているのは、胴体の動きでわかる。(トンボも呼吸はするだろう。)こちらがベッドに座って静かにして20分経ってもシオカラは同じ格好のままだ。

買い物を仕事部屋の小冷蔵庫に入れるため明かりはそのままにして、ドアをそっと閉めて出る。なんだかんだとやることをやって、あ、そうだと思い出す。静かにドアを開けるとまだ同じ格好のままランプにぶら下がっている。一時間は優に過ぎている。
トンボは大好きな生き物だ。赤トンボを指に止まらせるのはかなり上手いと思っている。子供のころ、北海道時代、オニヤンマやギンヤンマがたくさんいる池があって、皆で捕虫網を持って繰り出した。シオカラはターゲットには入ってなかったが、どのトンボも池をぐるぐる回って飛ぶ姿がいまでも妙にうらやましい。
前回はドッペルゲンガーの話題だったし、胡蝶の夢という話もあるから、このトンボは私なのか、それとも別の人物がなどと考えながら、今夜は泊まってもらうことにする。明日窓を開けると「あばよ」と消えていくのかな。ガじゃあるまいし、きみにとってランプは何なのですか。2時間。ドアをそっと開けると。