90-Second Alphabet 英作文

アメリカのテレビ番組にWhose Line Is It Anyway?という名の英国発・即興言語遊戯番組がある。

そのメニューにあるのが「90秒アルファベット」という会話ゲーム。

例えば、観客がQと言えば、まず出場者の1人がQで始まることばを言い、もう1人がR始まりのことばで続け、そのあともS,T、U・・・始まりで意味ある会話を与えられたシチュエーションで1分半続けるというミッションインポッシブル。

その様子:https://www.youtube.com/watch?v=Hx24L8Qhq6U

こうしたネイティブのプロたちでさえ苦労する遊びでなく、「?秒五十音作文」なら「あ」スタートで例えばこうなる。

A: あの、用意できた?
B: 1分で。
A: うわ、こんな時間。
B: 襟が立ってる。別のシャツにする。
A: お願い。
B: 格好悪いもん。
A: キーっ。

ついでに「?秒アルファベット英作文」なら。

A: Are you ready?
B: Be ready in a second.
A: Come on. We’re getting late.
B: Don’t rush me.
A: Everybody’s waiting.
B: Five minutes and I’ll be with you.
A: Give you two.

無料の遊び也。こんなことをして潰す時間がもったいないという方は、子供時代ずっと部活等で忙しかったのかも。私には暇が有ったようだ。

A Day in the Life

いらっしゃい!

ことわざに:

One swallow does not make a summer.

では:

What about these little ones?

しばらくいらっしゃるようだ。

一方、同じ今日、英語島からメールが:

The geothermal power plant is being eaten by Pele today.

(Peleは火の女神・キラウエアの主)

「帆船日本丸を愛する男声合唱団」のお知らせ 6月1日2時

鎌倉芸術館で知人の鈴木哲雄さんが所属する合唱団の演奏会が行われます。


こちらは昨年のリンクです。
http://home.k01.itscom.net/ssnippon/
ここで昨年の演奏曲をチェックしたところ、海や船関連の特に英語の歌多し。
鈴木さんからは

>主にSea shantyと言って海の男の歌を歌っています。Sea shantyの他にも海に関する歌も取り交ぜて、気楽に聴いていただける演奏会です。

とのこと。
高校1年で独習したヒットソング以外の最初の歌はSailing, sailingで始まる英国の歌で、それ以来、なぜか現在まで、時折口をついて出て来る。ラジオ番組でもついパートナーのJeffさんと歌った記憶が・・・。不思議なパワーを持つ曲也。
当時、ソノシートに刻まれたその歌は男性コーラスだったと記憶(不明瞭)しているが、今回なんとオープニング曲がSailingだと知り、その偶然に驚いて開いてふさがらぬ口からまた:

Sailing, sailing, over the bounding main.
For many a storm and wind shall blow
Ere Jack comes home again.
航海だ 航海だ 波うねる海原を越えて
幾多の嵐や風が吹きまくるだろうが
ジャックが家に戻ってくるまでには

ereはbeforeの雅語でクロスワードの常連(であることはその20年後に知る)。
JackはJohnと共に英語圏歴史上の男性名の両横綱。ときに同じ扱いを受ける。
例:John F. Kennedy大統領のあだ名はJackであった。
JackはJack of all trades, Jack Frostなどのように男性の代表といった意味の他に、海の男性sailorも指す。
船乗りには他にも、(一説に)帆船ではコールタール(tar)を目止めに使ったことから、Jack Tarという名もある。

近所でもあり見に行かん。JackもJillも行きませう。

アロエベラの英語発音とユーモア

英語の発音は「アロウヴェラ」的。
これはある娘からその母に送られたカード。

ALOE YOU そして VERA MUCH となる。
スーパーではカードセクションを相当広くとっている。
カード会社はライター発掘に力を入れている。
こうしたPUNを含むFUNをクリエートしたカードが非常に多い。
dad jokes の商品化は続く。

石川雅英さん設計のホテル

「権八」の設計で一世を風靡した建築家・石川さんから新作品のお知らせがありました。
アルファロメオで行きたいホテルという記事の題材になったそうです。私はシマノで行けるけど、それだと遠いので、思案中です。
「機会があれば、是非、泊まるとは云わず、お茶をしに、立ち寄ってみてください!」とのこと!

 


石川さんの事務所:http://rvstone.com/

次の言葉は建物は外観もさることながら中が大切ということかな。「権八」のように。

The space within becomes the reality of the building. Frank Lloyd Wright

大谷石使用のオーガニック建築。That’s Wright, too.

お知らせ「遠山顕の英会話楽習」とwarm up

「見いつけた!」という声があちこちから届いているようで

I thought you disappeared off the face of the earth! Lol
という方もいらっしゃるので画像でお知らせをば。
(注:男性も出て来ます。6月号では「楽」の変色が)

 

さて今週のダイアログにも登場したwarm up。なじみのようでなじめないイディオム。
ざっくりと、「あたためる」と「あたたまる」という使い分けに。「楽習」では
It’ll warm up soon.(じきあたたかくなります)
と天気の話で使われています。
反対表現はIt’ll cool down soon.。
It’s warming up. It’s cooling down.は現在の様子を表します。
その他、システムが起動するまでにすこし時間がかかることを
It takes a while for the system to warm up.
ペットや人がすぐに打ち解けないことについては、
It takes a while for her to warm up to people.
ウォーミングアップをすることを、
I need to warm up before the show.

「あたためる」。こちらはたとえば電子レンジでチンすることを
I need to warm up my lunch/coffee in the microwave.
手足が冷え切ったので
I have to warm up my hands and feet. They’re freezing.
熱い飲み物が一日のいいスタートをさせてくれるとき
A cup of hot green tea/coffee wakes me up and warms me up.

I hope you’re warmed up and ready to go now.

The Thirty-First of Juneと『猫年 2月30日』

イディオムとまではいかないけれど、有りそうで有り得ないことを表すのがthe thirty-first of June。これを題名にした歌ではペトゥーラ・クラークが、思いの届かぬ人へ、

You’re as far away as the thirty-first of June.

と歌っている。J・B・プリーストリーの作品にも同名の短編集があるようだ。

最近、このクラークやザ・シーカーズのジュディス・ダラムの歌声に惹かれる。どうしたと言うんだろう。youtubeでチェックしたところ、ダラムは早世した妹に似ていたけれど、だからというわけでもない。何かこう澄んだ力強い悲しい優しい明るい歌声が良いのである。何を言っているのだろう。

さて私は詩人の西沢杏子さんの作品が好きだ。例えば見事な虫シリーズ。虫に語り掛けているような、虫が語りかけてくるような、虫それぞれのリズムで、素敵なテンポで、ユーモアの立派さで、カタカナ名や漢字名の虫たちのようなヒトのような世界に私たちを引き込み混ぜてくれてはゆっくりとあるいはささっと解き放ってくれる。出た処は別世界。よっ!と声が出るよな技巧。海底のディズニーランド。深く楽し。(暗喩が安易過ぎ)

さて本題。

この作品はショートストーリー集である。西沢さんの短編は初めて読んだ。姉が贈ってくれたこの本。まずタイトルが素晴らしい。
表紙絵は昨年逝去された娘さんが少女時代に描かれたものとある。
そして、たぶんこのように物語られる世界は、個人的にこれまで未体験だと思う。
もちろんショートストーリーに期待されるエンディングもしっかり、O. Henry endingならぬK.Nishizawa endingである。
馬齢重ねるこのおっさんをハッとさせるのさせないのって。
物語をこんな風に始め、こんな風にひもとき、こんな風に終わらせることができるのか・・・できるのだ・・・
澄んだ力強い悲しい優しい明るい語り、深いユーモアに包まれて・・・

Ameowzing.

西沢さんのブログ:http://www.ne.jp/asahi/mushino/otoshibumi/

 

underとoverのセンス

血圧の伝え方。日本なら「上が120で下が70」。

英語では、120 over 70.

「120が70の上(にある)」ということ。これは分数の読み方と同じで、たとえば7分の5なら

5
7

「5が7の上」つまりFive over sevenとなる。
天の邪鬼に、Seven under five.とも言えないことはないけれど、実際には上を先に言う。ただ、underのセンスも大切。

このoverとunderの使い方を利用して次の言語遊戯問題を解いてみましょう

stand  took  to   taking
I    he      throw   her

これはrebus(判じ絵。例えばI ❤ NY.のように絵と文字を組み合わせた遊び)の中でも文字のみのliterary rebusといわれるクイズ。全体でひとつの文になります。
答えはずっと下に。(Scroll way down for the answer!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Answer: I understand he undertook to overthrow her undertaking.(私は彼が彼女の事業を廃することを請け負ったと理解している)

昨日今日明日が・・・

根が張りすぎてそのまま置いてきてしまったyesterday-today-and-tomorrow(和名:ニオイバンマツリ、アメリカジャスミン)・・・

あの香りがすると思ったら何と隣家に音無しく・・・

A yesterday-today-and-tomorrow spotted the other day.

成就寺にも・・・

A yesterday-today-and-tomorrow spotted yesterday.

今頃伊豆は下田のジャスミン寺了仙寺の壱千本は満開だらうか・・・

唐人お吉っつあ~ん・・・

タウンゼント・ハリスさん・・・

匂蕃茉莉は匂がある蕃からの茉莉・・・

その他、morning-noon-and-night、kiss me quick、Brazil raintreeとも・・・