11月1日

この日はキリスト教圏ではAll Saints Day(諸聖人の祝日・万聖節)で、全ての聖人と殉教者を祝福する日となっている。

go off on/at a tangentとは、話題を急に変えることだけれど、saintsと聞くと、子供の頃覚えた易しい英語の歌、When the Saints Go/Come Marching Inを思い出す。といっても、I want to be in that number.は喃語風であったかも。

一番しか知らないので、思い立ったらウィキ日でチェックしたところ、Oh, when the のあとに次々と異なる言葉が現れては、次のように何番も続くのだ。

Oh, when the drums begin to bang…
Oh, when the stars fall from the sky…
Oh, when the moon turns red with blood…
Oh, when the trumpet sounds its call…
Oh, when the horsemen begin to ride…

ドラムが轟き始め、空から星が落ち、月が血で赤く染まり、トランペットが鳴り響き(最後の審判を告げるために)、(黙示録の)騎士たちが走り出し・・・。これ、終末感が漂っていないか。ブラスバンドのよくやる、チンドン屋さんも時々演奏していた、歌番組で締めに英語でよく唄われた、あのお祭りのような曲がこれなのか。

道理で一番だけが繰り返されるわけである。

結論: 歌は一番に限る。
The first verse is always the best.

ルイ・アームストロングは、これを知っていながら、あの不思議な笑顔を絶やさなかったのか。トランペットも吹きながら。

ちなみに、聖者たちが進んで入っていくのは、天国の門The Pearly Gatesであるという。

この「真珠の門」には、星の数ほどジョークがあるけれど、それはいずれまた。

オー・フエン・ザ・センツと、1ペニーの行列として唄っていた無垢なるころぞ懐かしや。

冷静になれば、聖者はマーチーニはやって来ず。ニューオーリンズでもどこでもない。

地に混乱、天上に聖者連なり真珠の門へと消えて行く! だから

”I want to be in that number.” (あの仲間になりたい)

のに違いない。

私は一体いままで何を・・・。一生を棒に振ったようなショックである。一緒に振りませんか、あなた。

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