トマトは切り方により、車輪にも太陽にもなる。

名付けて日の丸トースト。
緑の島に太陽。
I’m not playing with food. I’m eating it with coffee.
トマトは切り方により、車輪にも太陽にもなる。

名付けて日の丸トースト。
緑の島に太陽。
I’m not playing with food. I’m eating it with coffee.
発音面で喰えないものにasparagusがある。
英語は省エネ語であり、内容語を強めて内容を伝える言語で、特に内容語のアクセントのあるところが前に出る。だから内容語を強めよ、と言っても、アスパラガスの母音のすべてを滑舌っていくのは疲れる。この疲労感は英語がいやになる大きな原因のひとつ。でシュワーの登場になる。タダー。

一番力の要らない母音。力を入れず口を開き背中をつつかれて出る音。アスパラガスの発音は
/əˈspærəɡəs/
どうでしょう、高ピッチの母音以外は全部この半脱力系シュワ―です。
ウsペウグsに近い、「ウ」行音の力を抜いて。
アスパラガスと言えばガラパゴスを思い出す方もいるでしょう。こちらはラが高ピッチであとは
/ɡəˈlæpəɡəs/
となる。日本語ではア行音が多いのに英語はシュワ―満載。あいまいどころではない明瞭なその存在。
アクセントのない母音全てが əになるわけではないが、シュワ―音になることはe?と言ってひっくり返るほど実に大変多い。知らぬうちにそう仰っている場合も結構あるでしょう。
英語らしいというのは省エネをして楽に言うこと。聴いている側の耳にも、ウsペウあたりで、ああ野菜とわかることが多い。話すこちらはあくまで最後までしっかり言って自己確認となりがちだけれど。辞書がもうない方、あっても発音記号がない方はオンラインで発音記号があるサイトへ。onlinedictionaryであれこれ出て来る。schwaで脱力する力を。
I’m pretty ə what I’m saying.
口ばっかりでまるで実行しないことを表すイディオム表現に
He’s/She’s/They are all bark and no bite.
がある。「吠えるだけでまったく噛まない」。
何度も吠えるだろうからbarksと言ったらよいのにとも思うが、これはコンセプト概念としてのs無しであり、biteは一回も噛まないからbitesよりよい、という考え方もできるけれど、やはりbarkとbiteで頭韻を踏み、かつ互いにコンセプチュアルなs無しが、見た目、聞いた耳に快いということだろう。
s無しといえば、固定電話の留守電通達ボタンを押すと、
You have no message.
という声がするタイプがあるが、何だか嫌いである。1個もないよあなた、とはご挨拶だなお前、何だクールに気取って、という反撥心が私の中に湧き起こるからだ。
You have no messages.
のタイプもあり、こちらは、いろいろあると思ったんすがね今日はないっすよ、という感じがあるのでよい。
それにしてもなかなか上手い熟語である、このall bark and no biteは。
同じような表現に
all talk and no action
もある。が、こちらは頭韻も脚韻もなくそのものずばりの決まり文句で、barkとbiteで引っ張っておいて、じわっと陰の意味をつかませていくというイディオムマジックが欠落している。
ちなみに、題名を忘れてしまったが、昔、犬を沢山飼っている悪王が主役の芝居に誘われ、野犬収容所(当時の名だったか)に録音しに行ったことがある。結構静かであったからそれなりに皆さんをけしかけたことである。その努力が報われて犬たちが光った作品になった。all bark and no biteの成功例である。
ちなみついでに、あるビジネスパースンから、彼の仕事相手のAT&Tとの交渉がなかなかうまくいかないという話を伺ったことがある。そのとき彼は、あそこはAll talk and talkですよ、と苦笑いをしていた。(義理の兄が働いていたことがあるから言うのではないが、コミュニケーションビジネスだから理想的な姿ではないかとも思われるが)
It’s all bread and no anko.と言いたくなるようなだらしないあんパンもたまにある。しかしこれには肝の頭韻がない。
頭韻矢のごとし、たとえば「駄洒落」と「要点」を並べて、
It’s all pun and no point.
と自戒したとしても、とりあえず作らないよりよいではないかと思う今日この頃である。

https://www.nikon-image.com/activity/exhibition/thegallery/events/201706/20190604.html 会期:6月4日~24日(新宿)、7月18日~31日(大阪) (両会場とも日曜休館) 場所:ニコンThe Gallery(新宿+大阪) *東京 〒163-1528東京都新宿区西新宿1-6-1新宿エルタワー28階 TEL:03-3344-0565 *大阪 〒530-0001大阪市北区梅田2-2-2ヒルトンプラザウエスト・オフィスタワー13階 TEL:06-6348-9698

携帯を離れ無心に遊ぶ小さな姉弟を携帯で撮ってしまった片瀬海岸 なぜか懐かしく
光る海のほとり
波は寄せ砂の砦を崩す
負け戦を黙々と遊ぶ
五月の末の浜辺のふたり
砦を護る姉よ
黒砂を運ぶ弟よ
初夏よ
Stay
On the verge of a shining sea
Waves come in to break a fort of sand.
Quietly this losing battle is played
By two on the shore at the end of May.
Oh, big sister protecting the fort,
And little brother bringing in black sand,
And early summer you,
Stay on.

朝、トマトの輪切りを載せたトーストで元気にスタート。車輪のようなトマトを見て一句。
I WHEEL get started on my blog right now!
ということで早々と完了!

84年から10年間で計650名のビジネスピープルを迎え、日本で1ヶ月、欧米でそれぞれ1ヶ月と教えたマッキンゼー&Co.のプログラムMBI(the Multinational Business Institute)の最後のリユニオンが東大の伊東国際学術研究センターで行われた。

2期から94年のラスト30期まで日本での英語コースを担当した私も午後2時から8時近くまで楽しい時を過ごした。記念講演やパネルディスカッションがあり、次にジャズバンドの演奏の中で、当時の参加者や講師の皆さんと歓談。

いろいろ教えたつもりなのだが、ノックノックの遠山というイメージを植え付けたようなところもあり、今回は司会の松岡さんがお使いになり、MBI参加者作品中最優秀ジョークのモデルとなった鴨志田さんとも再会した。これがその作品で、これなら世界のどこへ行ってもお名前は忘れられっこありません。
Knock, knock.
Who’s there?
Kamoshida.
Kamoshida who?
Kamo(n) sit down! (Come on! Sit down!)

それ以降の全てのコースのノックノックジョークのセッションでこの作品をモデルとして紹介。もちろんその他の場でも紹介し続けております。ありがとうございます。お作りになった池田さんにはお目にかかれませんでしたが、感謝多謝です。

そしてこれまたLong time no see! 学生演劇以来、『百万人の英語』や 劇団UPSで活動を共にしたキャスティングディレクター・プロデューサーの奈良橋さん、そしてMBIの総元締め!の菅野さんと、有り難きスリーショット。
お世話になったマッキンゼーの吉良さんや一橋大学の石倉さん、秘書の皆さんにもお目にかかれて幸甚でした。
参加者の皆さんへの私からの最後のノックノックはMBIネタでした。
Knock, knock.
Who’s there?
MBI.
MBI who?
So MBIs (envious) of your achievements! Congratulations!
6月27,28、29日に東京目白駅そばの学習院大学構内で行われる第66回細川流盆石点のお知らせです。お時間がありましたら、古より伝わる黒い盆の上の3次元風景をお楽しみ下さい。遠山松奈も出品します(神代植物公園内の展示会には出品されません)。

歴史については
http://www.bonseki.gr.jp/history.html
Tray bon.となるでしょう。
復活祭の日曜日Easter Sunday(4月21日)を控えたドラグストアにはイースターグッズがずらりだったが、その中に、棚のトップにしか置けないほど大きな小猫が。

写真右中ほどのタグにライムとともにEaster Greeterとその用途が表示されている。greeterは商店やレストランなどの入口で入場者に挨拶をする人物。Easter greeter とは、イースター祭へようこそと挨拶するような人形や花束や飾りを指す。卵探し会を見まもる存在であり、春のサンタクロース的、無言のものが多いからクリスマスツリー的存在でもあり、贈答にも使われる。
日本発のこの人形を、表題のイディオムを使い、
She’s up there with other popular greeters.
彼女は他の人気のグリーターたちと肩を並べている。
と言うことができる。be up there with は、「あの高いところに~と一緒にいる」、つまり「ある点で~と同等の高いレベルにいる」という意味。「しっかり」と強調したいなら、rightを加えて、
She’s right up there with Mickey Mouse and other popular greeters.
彼女はミッキーマウスや他の人気のグリーターたちとしっかり肩を並べている。
と言える。応用して、あるSF映画が『ブレードランナー』や『2001』と肩をならべる作品だと言いたければ
It’s right up there with Blade Runner and 2001.
と言える。
イースターバスケットを持ったものもある。
https://www.google.com/search?q=easter+greeter&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwj-p6TX4sHiAhURGKYKHaHAC78Q_AUIDigB&biw=675&bih=346#imgrc=R0QPdghay0SKLM:
No kittying! 彼女はここまでKittyしまった!
しばらく見ないうちに益々立派になっていた。
その変身ぶりに
I was Sanderstruck!! <解説は下に>

解説:「びっくり仰天する」be thunderstruckに、この人物の名を掛けてみた