『バック・トゥ・ザ・フユーチャー』のサウンドトラックとサウンドトラック

この傑作喜劇映画では


 ①soundtrack

 ②sound truck
が見聞きできる。

 ①は「映画の音楽(や音響)のトラック」
 ②は「街宣車」で、 第一アクセントは両者とも前半にありtrackとtruckの母音の発音が違うのみ。

 映画音楽についてクールに言ったつもりでもtrackのaがこもってしまうと、意味が変わる。Back to the Futureには1985年/1955年の街宣車(選挙用)が出て来る。音楽も良いが、あのsound truckの候補者の扱いがまた立派なところである。

参考画像:

https://www.google.com/search?q=sound+truck&tbm=isch&source=iu&ictx=1&fir=PXy_LzUvYrjUxM%253A%252CZadPBjhmfNVvEM%252C_&vet=1&usg=AI4_-kT8zfRvDiNqag4UQPWEcdIV96_SlA&sa=X&ved=2ahUKEwid2bnizdjjAhVml1QKHSLhChYQ9QEwD3oECAcQCQ#imgrc=YtAAUyy1tEf7cM:&vet=1



 

Christmas in July プレゼント付き

7月、英語島へ来てテレビをつけるとクリスマスシーズンだった。

テレビショッピングの各チャンネル(television)home shopping channelsは、It’s Christmas in July!とかまびすしい。

そして今日25日は7月のクリスマスデー。
早め(5ヶ月前)のクリスマスショッピングをしたりパーティーを開いてギフト交換をするなどの目的があるが、それもこれも、another season of givingというよりgift-selling seasonといったもくろみあってのことだろう。

南半球では7月がMidwinter Christmasというシーズンで、プラス12月にも祝われるというから英語圏ではクリスマスが2度可能。

クリスマスデー生まれの人は、キリストのそれとは別に、自分の誕生日をこの月やその周辺でに祝う人も多い。

最後に私からの有名商品をプレゼント。中身とまるで関係なさそうな包装に、思わずBut, er…。と口ごもりそうになるのは私だけではないかも。 1911年スタートという。

Oh, dear.



♬just walking in the idiom 歩きつつ覚えつつ

歩きを続けていると、「よ、旦那、本調子、憎いよ」と体が言っているような気分になることがある。

「歩きが本調子になる・いい調子になる」ということを
  I’m getting into my stride.
と言える。strideは「大股で歩くこと、しっかりした歩み・ペース」。

そしてこれは丸ごと
  get into one’s stride
というイディオムとして大変よく使われる。意味は仕事などが「本調子になる」ことで、たとえば

  I got into my stride in a couple of weeks.
  2、3週でペースがつかめた。
  It’ll take a game or two for her to get into her stride again.
  彼女が本調子に戻るにはあと1,2試合かかる。

歩きながら
  Wow, I’m getting into my beautiful stride.
などと自分流に変えて独りごつのも良い。一足二丁上がり。
  Onward.

Life is like an audition.

先日 外国映画のオーディションに行ってきました。これで何度目だろう。Thank you for the opportunity. あれこれ考えるけれど、ここはもう「スクールオブロック」の告げ口役でおなじみコメディアンのシルバーマンのことばを肝に・・・胸に・・・頭に・・・あとどこかないか・・・

“If you live in the past, that’s depression, and if you live in the future, that’s anxiety. So you have no choice but to live in the present.” Sara Silverman

アリタレーションの金太郎飴熟語

クッキーを作るときに使う抜き型をcookie cutterという。

これは頭韻熟語cookie-cutterにもなる。

同じような形の家がずらりと並んでいたりする郊外をcookie-cutter suburbs、住宅地区をcookie-cutter housing、cookie-cutter housesなどという。cookie-cutter stationsもあるだろうか、cookie-cutter answersなら決まり切った回答。
おっと、「決まり切った」はアリタレーションですね。
これは近所の野菜市場のアリタレーション。

リスニング力抜群の表示

「荒野の七人」とキジバト

クリスマスソングThe 12 Days of Christmasの2日目のギフトになっているtwo turtle dovesはキジバトと訳されている。鳴き声はturtur。これが語源という。亀とは無関係で、愛を込めて人を呼ぶ言葉a term of endearment に使われたという。a turturm of endearmentであろう。日本でいうキジバトは鳴き声が違う。デ、ポッポポー、のようなオノマトピイックな音が当てられている。日本のキジバトは英語でOriental/Asian turtle doveとなる。

 1羽、近くに棲んでいる。毎日鳴いている。このところ家缶詰で仕事の私にGo-go for a walk. Go-go for a walk.と聞こえなくもない。

 ただひと鳴きの終わりになぜ、「ぽ」というかGo.というか、どうしてあの1音を発するのか、私にはわからない。わかるわけがない。旦那、私らの癖でね、とでも言ってくれれば一応納得もするが。とにかくあの休むことをしらないツクツクボウシでも最後を単独の「ヤァ」などで終わらることはあまりないし、法師とは違い英語名Japanese bush warblerを持つウグイスだって最後を「イェイ」で締めることはない。

 今日もまた「ディディダダダー」が数回続き、最後にお粗末!と言わんばかりの「ポ」である。何かの歌や曲に似ていないか。似ていれば気も紛れるし、親近感も湧く。せめてマリアの付かないカラスなら、もうすこし進化を待てば、「歌に生き、愛に生き」の最後でも断末魔的ハスキーさで歌ってくれるはずなのになどと苦しみ抜いた末にやっと今日見つかったのは喜ばしい。
 エルマー・バーンスティンはハリウッドの作曲家で「アラバマ物語」「大脱走」そしてあのThe Maginificient Seven「荒野の七人」などで有名だが、その「七人」のテーマのエンディングが東洋キジバトの〆の一節なのだ! と思いたい。全楽器がなだれ込むような最後の最後ではなくその直前、ディダダダー、ディディダダダーダの最後のダがポである、と信じてもう少し付き合うことにした。I think I made a magnificient decision for myself.