背中にことわざ ハワイの掟

背にハワイの知恵の掟が並んでいるTシャツ。あの、No rain no rainbows.が最後に来ますが、その他の格言もなかなか深いです。

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上から、

Never judge a book by its cover.のひねりで、「一日を天気で判断するなかれ」

The best things in life are free.のひねりで、「人生最良のものはどれもものではない」

次はそのまま。「真実を語るようにすれば、覚えておくべきものが減って良い」

次はSpeak softly and carry a big stick.のひねりで「話しは地味に、シャツは派手に」

次はそのまま。「ゴールというものは当てにならない。狙わない矢は外れがない」

次もそのまま。「誰よりも沢山おもちゃをもって死ぬ者は、やはり死ぬ」

次もそのまま。「年齢とは相対的なもの。下り坂になるとスピードがつく」

次もそのまま。「リッチになるには2通りある。もっと稼ぐか、あまり欲しない」

次もままで。「美は内面的なもの。見かけは何でもない」

そしてNo pain no gain.をもじった「雨なければ虹なし」

ハワイらしいものがいくつもあり、これを背にしょって歩くのも乙なもの。I like the third one.などと話しかけてくる人もたまにいます。あなたの好みは? 私は最近4番目が気に入っています。

今日の『ラジ英』 loose

ダイアログBroken Porch Step「壊れたポーチの踏み段」では、Grandmaが、やってきた娘の家族に、The third step is loose.(3段目がガタガタよ)と注意しています。

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looseの発音は「lゥーs」。A couple of screws are coming loose.(ネジが2,3本、ゆるんできている)のように「ゆるい、締まっていない」の意味で、かつ、古い意味に「道徳的に問題がある」があり、おそらくこれらの連想で、日本語英語の「締まりがない、だらしがない」という意味の「ルーズ」が誕生したと思われます。

このlooseには、プラスのイメージもあります。たとえば70年代の終わり、同僚たちが使っていたStay loose as a goose.(グースのようにルースのままで)がそれで、これはガチョウのgooseと韻を踏ませたもので、「完全に力を抜き緊張をすべて解いて泰然としていなさい」という意味合い。ハムレットの言うところのa sea of troubles(人生というトラブルの海)に向かう際の、ひとつのスタンスを表すものでした。そして、このガチョウさんにはそれ以来あちこちでお世話になっています。

「昨日今日そして明日」という名の木

10数年前のこの季節、近所を散歩中に、何だか夢のようなよい匂いがただよってきて、誘われて行き着いた先が、ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)という和名の木でした。「匂蕃茉莉」の蕃が外国、茉莉はジャスミンティー茉莉花茶の茉莉です。2メートルくらいにはなるらしい。

花の香りがジャズミンのそれとよく似ているので「アメリカジャスミン」という和名もあります。それに加えて特長がもうひとつ。花が三色に変化するのです。まず紫色で開花し、そのあと赤すみれ色に変わり、最後に白くなって終わる。

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そして3つめの特長がその英語名。

yesterday-today-and-tomorrow!

語尾のあとの!はこちらの興奮によるもの。名の由来はまあおそらく、

The flower was purple yesterday: today it’s light-lavender: and tomorrow it will turn white…

ただ花は3日では終わらず、白くなっても香りは消えません。昔、イタリア映画にビットリオ・デシーカ監督の『昨日今日明日』というヒット作がありましたが無関係。関係があるのは下田にある了仙寺。境内には1000株のアメリカジャスミンが一斉に咲き乱れるとのこと。近隣に米国初代領事館となった玉泉寺があり、領事タウンゼンド・ハリスが職住一体にしていたところ。でも、ハリスが植えに行ったわけではなく、1960年代から同刹が独自に植え始めたらしい。この10数年、行こうと思って果たせずにいます。

英名は他に、morning-noon-and-night、kiss me quick、ブラジルやアルゼンチンが原産国のためか、Brazil raintree。

4月ハワイにて。ある廃屋の前庭で見つけたyesterday-today-and-tomorrow。向こうの茂みには車が放置されたまま。ちとセンチメンタルな気分に。

2015-04-11 010

 

おはよう浦島さん さよならGW

昨日は英語界の名ネットワーカー、JOYイングリッシュアカデミーの浦島久さんが十勝平野の帯広から関東平野の東京を訪問。久し振り、にcatch upでした。スタバでコーヒーのあと、つばめキッチンでハンブルガー、僕はロールキャベツ。計2時間ほど楽しく語らいました。

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ある日のこと、講師をしていた『ラジオ百万人の英語』を聴いて当時の私の職場に会いに来てくれたのがきっかけでした。フットワークのいい方です。神田の寿司をつまみながら意気投合。以来25年。その間、講演、JOY20周年では杉田敏さんと大杉正明さんとの鼎談、遠山の英語コンサートや和英琵琶語りなど、こうしたこと全てJOYがスタートなのですから、帯広に足を向けては眠れません。それに初めての単行本『英会話ああSayこうSay』を書いたのも、講演に間に合うようにという要請があったからで、帯広には頭を向けても眠れません。帯広の上空で寝るのがベストのようです。来年はJOY40周年ということでまたまた面白企画に誘われました。楽しみです。

プロの写真家でもあり、2葉の写真の違いがわかるでしょうか。(この場合はカメラの違いかな)。駄洒落も立派で本も多作、最新刊は私の第一作に勝るとも劣らぬ『英会話3行革命』です。3はマジックナンバーですが、もっと話したくなるところが良いです。

「浦島久の玉手箱」  http://www.joyworld.com/blog/2015/05/post-4516.php

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今日の『ラジ英』 OO7 と THE LIVING DAYLIGHTS

今日のダイアログNo Training Wheels! 「補助車無し!」の最後は、

You scared the daylights out of me!

これは、You scared the living daylights out of me!とも言い、「あなたには本当にびっくりさせられた!」という意味です。

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このthe living daylights(生きている日光?)の大元の意味は「両の目」。それが転じて「生命」を象徴することになり、「あなたは生命をびっくりさせて私の中から追い出してしまった!」、つまり「私は死ぬほど驚かされた」というイディオム表現になっています。

ちなみに映画007シリーズに『007 リビング・デイライツ』(原題The Living Daylights)があり、このイディオムをタイトルに使っています。その予告編(trailer)は、クルーザーに横たわる女性が、ここは退屈で仕方がない、ハッとするような男性がいないかな、とこぼす場面でスタートし、最後にボンド氏が空から降ってきて、彼女を本当にびっくりさせるという、イディオムを視覚的な落ち(visual punchline)に使っています。

www.youtube.com/watch?v=u3QtS3tL2Qw

今日の『ラジ英』 flammable と Great Scott!

★ややこしく危険なflammableとinflammable

今日のダイアログBurned Baconに、Bacon grease is highly flammable.(ベーコンの脂は引火性が非常に高い)という部分があります。

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例えば火炎放射器をflamethrowerと言うようにflameは「炎」ですが、「炎を上げて燃える」という動詞にもなり、<flame+able>の組み合わせで、「引火性の高い」という形容詞FLAMMABLEにもなります。

一方、<in+flame>で「火照る、燃え上がる」という動詞inflameになり、それが<inflame+able>という組み合わせを経て、「引火性の高い」という形容詞INFLAMMABLEにもなります。次の等式が成立します。

FLAMMABLE=INFLAMMABLE

というわけで、inflammableと書いてあるからflammableの反対で不燃なのだ! という誤解は事故の元です。ちなみにinflammation(炎症)という医学用語にも”炎”が上がっています。

では逆義の「不燃性の」という語はというと、NON-FLAMMABLEになります。

★古めかしく新しくかつ使用安全な間投詞Great Scott!

ダイアログの別の箇所で、夫のJohnがパニックして叫ぶGreat Scott!(大変だ! 何てこった!)は、Great God!のminced oathだという説があります。mincedは「肉を細かく挽く」こと。minced meatなら「挽き肉」で、日本語化した「ミンチ」や「メンチカツ」の元です。ここでのoathは、聖なる者の名をみだりに使ってののしることで、それを”挽いた”、つまり婉曲的な表現がminced oathです。このGreat Scott!はその他の語源説もある中、1.5世紀ほど前から使われた末、outdated(古い)という烙印が押されたものの、1985年封切りの、1955年にタイムマシンで戻る傑作映画『バックトゥーザフューチャー』の傑作キャラクターDoc BrownがこのGreat Scott!を頻繁に使ったことから、現代に蘇った感もあります。卑語の一切ない大変上品な言葉遣いのブラウン氏の好きなGreat Scott!は、驚いたときに使って安全な表現です。彼の使用場面はこのサイトでチェックできます。

www.youtube.com/watch?v=8ACTIVntAKg

私などGreat Godzilla!はいかがかと思っていますが、十分ミンチされていない響きありでしょうか。

ちなみに、これも間投詞でOops-a-daisy!も「おっとどっこい! あれれ!」的な古めかしさがありますが、傑作恋愛コメディー映画『ノッティングヒルの恋人』のこの場面で効果的に使われています。www.youtube.com/watch?v=qwBeg2QfviE

 

 

 

新しいバケーション ステイケーション

V-A-C-A-T-I-O-Nのスペルアウトでスタートし、日本中を「部位、鋭意、恣意、泳・・・」と”リピート”させて一世風靡を果たしたのが、米国歌手コニー・フランシスのヒット曲Vacation(「バケーション」)で、それが1962年ということです。そして翌1963年には、英国歌手クリフ・リチャードがSummer Holiday(「サマーホリデー」)をヒットさせました。We’re all going on a summer holiday…. いやぁIt takes me back.懐かしや。これで「休暇」に当たる英語が、the Pondとも呼ばれる大西洋を挟んで違うことが立証、いや立唱されたわけです。ま、こうしたことは今になって思えばの話、That’s in hindsight.ですが・・・。ちなみに同じ1963年、the Channelとも呼ばれる英仏海峡の大陸側で、Vacance de L’Amourなるヒット曲が生まれ、日本では「恋のバカンス」としてザ・ピーナッツが大ヒットさせました。これで米英仏の「休暇」が約1年の間に勢揃いしたわけですが、日本では「バカンス」が「バケーション」や「ホリデー」を凌駕して流行しました。

それから約半世紀後、あの1929年に起こったthe Great Depression(「大恐慌」)の発祥地米国でまたまた起こった、2008年のthe Great Recession(「大不況」)から生まれた言葉がstaycation(stay-cation)です。

これは、近場の観光スポットや娯楽施設に行って終日楽しみ宿泊は自宅で、という休暇の過ごし方で、現在その言葉と共に定着しています。このGWに例をとれば、During the Golden Week, we’re going to have a staycation. という手があるのです。

staycateという動詞まで生まれています。これはstaycationからの「逆成」back-formationで、staycationと共にメジャーな辞書に収録される日を待っています。

日本語にもなりそうでしょうか。 「イエケーション」などはいかがなものか。

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これはハワイの航空会社が出したメール。ハワイ諸島の住民に、別の島への日帰り空の旅を勧めています。

今月の『ラジ英』 安全第一とrush

5月のテーマはSafety First「安全第一」です。久し振りに遠出をすると途中の地下鉄駅ホームで安全第一サインを見かけました。

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rush into the trainは、ドア、窓、車体を選ばず、ダーッと電車に突入する感じがあります。

get on the trainというおなじみのフレーズがあり、I’m on the train now. I’ll call you back.(今電車の中なので、あとでかけ直しますね)のような断りの表現が日本の車中で使われるように、電車に乗っている状態は、onで表します。電車の床の上に立つというイメージです。そこで、rush onto the trainやrush on to the trainだと良く通じます。

ところでrush into … には、「十分に考えずに・・・に飛び込む・行動する」という慣用的な意味があり、例えば、I feel I rushed into an engagement/marriage/the decision.(私は急いで婚約/結婚/決定をしたような気がします)のように、人生の節目に関し伏し目がちに使われます。

RUSHと言えば何を思い出しましょう? ジャッキー・チェン、おお、Rush Hour 1,2,3,4,5,6,7まで行きましょうや? ちなみにジャッキーの苗字Chanは、ジャッキーちゃんとすれば可愛すぎるためチェンとしたのでしょうが、英語音にもとても近く、名カタカナイゼーション也。

私は愚者と天使を想起します。あの格言、

Fools rush in where angels fear to tread.(愚者たちは天使たちが恐れ踏み込まぬ場所へなだれ込む)

です。エルビスがCan’t Help Falling in Love「好きにならずにいられない」の中で、

Wise men say only fools rush in but I can’t help falling in love with you….(賢者たちは言う、愚者のみがなだれ込むと、でもどうしようもなくあなたを好きになってしまう・・・)

と歌っておられるのですが、これは、詩人アレグザンダー・ポープの18世紀のエッセーの一節が一人立ちし花も嵐も乗り越えて歩き続けるかの格言の一部を使っています。そう言えば、個人的にとても好きな有名パロディーもあります。

Fools rush in and get the best seats.(愚者たちはなだれ込み一番いい席を取る)

Go, go, go! ????

フキノトウは好きのとう butterbur shoot

富山のご夫妻とそのご友人からフキノトウを頂く。細長い箱の中、白い紙に包まれ、黄緑色の葉と花こんもり。

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雪残る山の斜面から来たフキノトウ。食欲湧き起こるのはほろ苦い味が好きだから。さっそく茹で、花カツオ踊らせ、正油垂らし、頂く。 ほろ苦い! 煮bitterしでもいかしそう! アサリ汁にも入れてしまう!

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ザルに残った少々をそのまま口に入れる、これまた、ほろ苦い! 春が来たべさ! 北海道生まれの小生の原風景の底にあるのが雪解け水、黒い土、そしてフキノトウさん。

フキは英語でbutterbur、burは硬い毛。そんな葉でバターを包んだのが語源とか。トウはshootで、butterbur shootとなるも、あちらのshootはピンク色。で、Japanese butterbur shootだとshootがあの黄緑色のものになり、やっとフキノトウになる。ただ、そう言ってそうそう通じるわけでもなく。やはりfukiとして前置き、an edible stalkとa large round leafがある、と説明し、そのshootがfuki-no-toです、とするのがよいかも。

御礼にKnock-knock jokeを一句献上。

Knock-knock.

Who’s there?

Fuki.

Fuki who?

Fukiyan find you better fuki-no-to than Taeko-san, Mitsuo-san and Harada-san?

MANY THANKS! まだ半分残っていま~す。

今月の『ラジ英』 everについて

4月2日のダイアログA for Apple Pieに、内容を強める役割を担うeverが2度登場しました。

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まず、

C: Would you like another slice? /  R: Would I ever!

これはWould I like another slice? (私がもう一切れいかがですかですって?)という疑問形の形をとった「欲しいですとも!」という意味の反語です。これに「いつでも(always, at any time)」という意味のeverを加え、Would I ever (like another slice)!とかWould I (like another slice) ever!と( )内を省いて縮め、「欲しいですとも、いつだって(こういう美味しいものならば)」という気持ちで発します。

この疑問文であって疑問でないという言い回しは、古代ギリシャから始まった話し方の学問rhetoric(修辞学、レトリック)の1テクニックでもあり、「修辞(学)的疑問文」rhetorical questionと呼ばれます。おそらくこういう言い方は、その前からあったと思われますが。

それはともかく、Hungry?と尋ねられてAm I ever!などと応用できます。疑問文ではないので文末で抑揚を下げます。

もう1カ所は、

You’re the best cook ever!

これは、最上級+名詞+everの形を使ったもので、「これまで、今までのどの時点から見ても」、つまりat any time=everという理屈で、「あなたはこれまでで最高のコックさん!」という、やはり強調された言い回しになります。

We’re planning the largest ever job fair.(弊社では過去最大の就職フェアを計画中です)のように順番を変えて言うこともできます。

ここで、私の最大の弱点である、場をわきまえぬ言語遊戯をここでも披露させて頂ければ、Would I ever?は「欲しいですってever!」と訳せましょうや(無理でしょう)。