頭韻矢の如し /t/ – /t/ (the) test of time

stand (耐える)the test of time(時間という試験→試練)というフレーズは、

 「あの映画は何年経っても古さを感じさせない」「この商品はずいぶん昔からある」「この建物は長い年月が経っても劣化せず残っている」

といったことをすべて、現在までの継続を表す<have/has+過去分詞>の形を使い、主語+have/has stood the test of timeで、例えば映画を主語にして、

  The movie has stood the test of time. I can still enjoy watching it now after 40 some years. (その映画はいまだに古さを感じさせません。40数年経った今もまだ楽しめます)

と表すことができます。実例:

This cough drop has stood the test of time.

「あの業者さん、とてもよくやってくれました」をexperienceで表すと

勉強部屋のエアコンを見ると、取り外しと取り付けをしてくれた業者さんを思い出すことがある。対応の良さは☆多数。奥さんとの共同経営の会社にご母堂の名を付けたというどこか不穏な?話まで覚えている。新機種のあれこれも教えてもらいながらの数時間は良い体験になった。そうした業者さんを人に勧めたいとしたら? 
 通常、まずは頼んだ先を教える。

  I used So-And-So (会社名なのであえてキャピタル)

 そしてその業者を(heとかsheとかitとか迷わず)theyにして、

  and they did good/great/excellent work!
  and they did a good/great/excellent job!

と結ぶことができる。常道だ。また、

  I used So-And-So and I had a great experience with them!

と言う手もある。この御存知「体験・経験」を表すexperienceは、例えば「あれは楽しい/最高のドライブ(走り)だった!」、「ウィーンを訪れたのはとても勉強になった!」といったことを、

  It was a pleasant/the best driving experience!
  Visiting Vienna was such a learning experience
d!

のように伝えることができる。
 ついでに拙ブログのいくつがの記事も、あなたのlearning experienceに少しでもなれば幸甚。

隣家の解体時、潰される直前のニオイバンマツリ・yesterday-today-tomorrowを譲り受けたいと頼んだところ、油圧ショベルでザクッと掘り上げ取っておいてくれた名も知らぬ業者さん。嬉しき活着後、上端に新しい枝が伸びて来ている。ありがとうございました。来年は御恩返しの花盛りじゃ。

田邉祐司さんの本

NHKラジオ基礎英語の講師もされた田邉先生から新刊が送られてきました。<動詞+前置詞/副詞>表現を前置詞/副詞から分類。ワンセンテンスの英作文とわかりやすい解説がついています。

英語で作る自分のルール 「5秒ルール」について

食べ物を落とした、卓上に、ソファに、フロアーに! そんなとき、パッと取ってひと言、

  Five-second rule!(5秒ルール!)

と誇らしげに発して口にポイと入れる人を何度か見たことがある・・・だけではなく自分も時たまそれをする。素早い人だと、

  Three-second rule!

と言うこともある。フレンドリーな、カジュアルな場で、それが起こる。

     Tough decision!!!!! A polippi on the floor.

拾いながら、食べちゃいながら、

  Five/Three-second rule, right? (5・3秒ルール、でしょう?)

と言う人もいる。Wiki売りをすると、

  The five-second rule suggests that if they (ここでは落としたイチゴらのこと)are picked up within five seconds, it is safe to eat them without rewashing.  https://en.wikipedia.org/wiki/Five-second_rule#:~:text=The%20five%2Dsecond%20rule%2C%20or,and%20thus%20exposed%20to%20contamination.

 信憑性を検証せんとお節介入する科学者もいるとのこと。非科学的な私は、あまり落とすほうではないけれど、ピックアップするまでの時間によって、10秒、7秒、20秒など、勝手に数字をトップに持ってきたりする(独り言が主だ)。

 規則は破られるためにある、とか、規則は破られるために作られる、と訳されるのが、

  Rules are made to be broken.

という格言だ。

とにかく、勝手に迷信レベルの話をしている者なので、それにその者は、あちこちで拾い上げながらも今まで生き残ってきたのだから、2秒までセーフ、それ以上は殺菌とかいったルールを作らないよう、WHOなど世界の科学者にお願いする次第。

今はもう秋 誰も

いないわけではない円覚寺へ。山門の横の、時々放課後の高校生男女が座って延々と話をしているベンチは空いているので座って伸び。また始まった戦争を思う。ネゴとかナゴとかいうのはないのか。深い闇に始まり、晴れて両者とも負け、数えきれない死が有り、憎しみの生が始まり、いいことない。わかっちゃいるけど植木等氏。

 トワエモアのあの歌は戦いの歌だった。初めての世界規模の戦争を「全ての戦争を終わらせる戦争」と呼んだ者がいて、そのすぐにあとにPart IIが始まった。戦争は富国にコントロールに効くともいう。Oh, well, George Orwell.

  Never think that war, no matter how necessary, nor how justified, is not a crime. Ernest Hemingway

 ロバート・フロストの悟りでも持ってこないと収まりがつかない、つくかな、つけば、つくとき。

  In three words I can sum up everything about life: it goes on.

700年立っているわけではない門の横で700年経ってしまったような気のする者の近影。

 帰りに売店で、昔一度話したことのある元マスコットのしいちゃんの小型クリアファイルをゲット。

総門のあたりによくいた、静かな方だった。