Clue for a Clue カギのカギ

このclue「カギ:を「小径・裏道の裏側に見つかる」と考えると clueless「まるでわからない」状態になります。

ここでは bowling alley「ボウリング場」のalleyだと考えると、裏側に見つかるものは?というカギの正答に繋がるでしょう。初めての施設は「レーン」laneが三つあり、小径のようにみえたことから、alleyと呼ばれるようになりました。

遠山顕のいつでも英会話入門冬号・出帆!

特集: 動詞getの使い方

コンテンツ:
・特集: getの使い方をゲットする
・日本の風物を語る: 「おせち料理」「恵方巻き」「豆まき」
・ストーリー: 日常よくあるケガ・症状の表し方
・第九も唸る大合唱「オールド・ラング・ザイン」(3番まで)
・話学のアドバイス
・早口言葉に挑戦
・ワン・ツークロスワードパズル

Come on in!

強風の日のジョーク

花屋でおまけにもらった獅子唐が唐辛子だったことがわかり、それからは赤くなるまで待っては細い輪切りにして、漬け物、味噌汁、スープ、煮物、炒めもん、相手かまわず切ってはふりかけている。もう半年近くなるのに、そして冬も来たのに、この植物、鈴なり風になって頑張っている。おまけはおかちになっていて、それを撮ろうと近づいたが、強風下で揺れるの何の。伊達にボケているわけではない。

風が強い日に思い出すのが、あのジョークだ。
強風のせいでよく聞こえないという状況設定が面白い。
登場人物3名。全部で3行。「簡潔さこそウィットの魂」Brevity is the soul of wit.
長話が止まらぬデンマークの老人ポローニアスの言葉を借りずとも、このジョーク、笑いの魂を感じさせる。それが

A: It’s windy today!
B: No, it’s Thursday!
C: Me, too. Let’s go for a beer!

解説: AのwindyをBがWednesdayに聞き違え、いや今日はThursdayだと訂正するも、Cがそれをthirsty(喉を潤したいというヒント・ヒント)に聞き違えて、私もそうだから、みんなでビール飲みに行こう!

ずっと前にやったじゃん、という方もいるかな。ブログ歴もそれなりに、下戸歴はそれよりもっと長くなってきた小生だが、このジョークを想うと喉が騒ぐ。でノンアルを開けるのである。ま、いいか。

ありふれた平和への願い

trite「ありふれた」「新味に欠ける」「新鮮みに乏しい」と、形容詞+as+主語+may+動詞(主語が形容詞で動詞だろうが)という文章表現を使ったごく最近の発言だ。

  Trite as it may sound, I wish for world peace.  Elon Musk
  「ありふれて聞こえるやもしれないが、私は世界平和を願っています」 イーロン・マスク

 会話なら

  It may sound trite, but I wish for world peace. 
  「ありふれて聞こえるかもしれませんが・・・」

と言うと自然だが、改まって、襟を正した感じで発言したいという場合には、上の形が便利だ。

 triteとworld peaceを1文に納めたあたり、物づくりのみか文づくりにも見事さがあると思わずにはいられない。

 

  

  

年齢を尋ねられたら

冬来たり 枯れ桜葉の ワルツィング

 How old …?は最初に習った英語フレーズだったが、英語圏ではpersonal questions(立ち入った質問)の代表だ。だからといってマナー違反が無いわけではないから、次の定番の返事がある。

  (I’m) Old enough to know better (than to answer that/your question).

通常( )内は省略する。「答えないほうがいいことを知っている年齢になった」ということ。これで落着する。

  Old enough to forget my age.

これは我流。また、「それは機密情報」

  That’s classified information.

はなかなか良い。また、「(当てずっぽうでいいから)当ててみて」

  Take a (wild) guess.

と言えば、相手が躊躇し遠慮することもある。「またどうしてお尋ね?」

  Why do you ask?

とまず反応し、通常Just wondering.(いくつかなあと思って)が返ってくるので、上のどれかを使うという手もある。
 日本では実によくある質問である。もし「おじいちゃん、いくつ?」なんて、孫や曾孫でもない大人から訊かれたら、「もう食べたよ」なんて応えてどこかへ行ってしまおう。