熟語  I’m staying with my uncle.  伯父のところに泊まっています

ある期間やっかいになることを、<stay with 誰々>で表せます。

大阪の友人宅なら
I’m staying with a friend in Osaka.
あるいは
I’m staying in Osaka with a friend.

こうすれば、戸建て、アパート、マンション、豪邸など、不動産的配慮が不要です。

今はこうした行動もCOVIDのせいでやっかいですが。

熟語 Stay with me! しっかりして!

意識が遠のいていく人に向かって使われるこの表現。映画やTV番組では何度見たこと・聞いたことか。

遠くへ行ってしまってはいけない、私から離れるな、気を確かに持って、という気持でしょう。

歌のタイトルにもありますが、これはシチュエーションが異なるようです。

Owl live!

そろそろやって来るクリスマスはCovid Christmasと頭韻を踏みそうな気配を感じさせますが、大変楽しい歌The Twelve Days of Christmasもやって来るので嬉しいことです。この歌で12日間毎日やって来るギフトが
  a partridge in a pear tree 梨の木にヤマウズラ

それにあやかったかどうかは別として、ニューヨーク市のロックフェラーセンター前の大クリスマスツリーに小さなフクロウが発見されたという記事です。

  an owl in a Christmas tree

ということで、今年の替え歌になるかもしれません。

この広場に運ばれたツリーに

この鳥が

私がこのフクロウならこう言うかも: Owl live.

その心は: I’ll live.(大丈夫、頑張ります)

世界に”bokeh”(ボウケイ) が進出

ホトトギス (いつかボケでボウケイを)

持ちタイルから単語を作り、それを盤面に並んだ単語とクロスさせて競うワードゲームScrabble(スクラブル)では、使う言葉を制限する必要があり、何々に載っていない言葉はダメ、という具合に通常辞書に審判を頼みます。
 ただ、オンラインスクラブルとして人気のあるWords With Friendsの場合、世界各地の人々が参加している関係上、見たこともないような新語が次々と承認されてはプレイヤーを驚かせます。

最近、ある人が打ち込んできたBOKEH「ボウケイ」もそのひとつで、まさかと思って検索すると、この語源を含む説明がいくつかの辞典に次のように載っています。日本語が語源の写真撮影テクニック用語でした。BOKEHも捨てたものではありませんね。

OXFORD LEXICO: 

The visual quality of the out-of-focus areas of a photographic image, especially as rendered by a particular lens.

‘a quick, visual survey of the foreground and background bokeh of a variety of lenses’

Origin:
1990s from Japanese boke, apparently shortened from pinboke ‘state of being out of focus’, from bokeru ‘become befuddled’.

CAMBRIDGE ONLINE:

a blurred (=not clear) effect used in photography

This lens produces that nice bokeh in the background that looks great in portraits.

MERRIAM-WEBSTER ONLINE:

the blurred quality or effect seen in the out-of-focus portion of a photograph taken with a narrow depth of field

良いボケ悪いボケの説明も。

Good bokeh is smooth and pleasing, whereas bad bokeh produces a jagged and discordant effect. … The quality of bokeh is largely dependent on the construction of the lens. For this reason, lenses that provide high-quality bokeh are prized.— Harold Davis

この花ホトトギス: toad lily(ヒキガエルユリ?) hairy toad lily(タモウヒキガエルユリ?) 斑点や羽毛からでしょうが・・・トホホとしましょうか 

シーザーの ‘3’

「来た、見た、勝った」は英語で

I came, I saw, I conquered.

ラテン語オリジナルは

Veni, vidi, vici.

「ヴィニ、ヴィディ、ヴィチ」と発音されることが多いけれど「ウェィニ、ウィディ、ウィキ」が当時の発音により近いとされる。

20世紀後半から現在まで生きながらえているパロディが

Veni, vidi, VISA.

訳はほぼ変わらず「来た、見た、買った」。忙しい現代人、旅行者というイメージ。

これすべて「3」のリズムの力による。

なおvidiの現在形はvideo(I see.)とのこと。

このブログを見に来た方へお勧めのコメントが

Vini, vidi, viva!

かな?

November 11, 1620

400年前の今日は、現在の米国マサチューセッツ州の岬に、イングランド国教会から離れ、信仰の自由を求めて出帆した102名の人々が到着した日です。(時差の関係で、米国では明日がその日です) 季節的にタイミングが悪く、半年ほど収穫が獲られず、半数が亡くなり、翌年秋に収穫があり、感謝祭の起源になったという。このあたりから北米大陸に様々な境界線が引かれていくアメリカ物語のスタートとなります。

2つの名を持つ季節

お、もうすっかり秋。

放送センター横。

spring、summer、winterと違い、英語の「秋」にはfallとautumnの2つの名があります。
 元々イギリスで使われていた「秋」を表す言葉はharvest。ただ、harvestには「収穫」という意味もあり、その紛らわしさを解消したのが借用語のautumnでした。
 その後、詩的なfall of the leaf(「落葉・らくよう」でしょうか)という名が生まれます。
 「春」springは、spring of the leaf(葉が吹き出すイメージでしょう)が略されてそう呼ばれるようになりました。おそらくこの流れで生まれた雅語fall of the leafも同じ道を歩んでfallと略され、この2語のうちautumnが定着します。
 一方、この両語を携えて大西洋を横断し、新大陸に移住した人々の間ではfallが好まれて定着。autumnも使われますが、ちょっと襟を正したfallという印象があります。

 冒頭の驚きの言葉は
  Wow, (the) autumn/fall is in full swing.
とでも。


20世紀中庸の日本ではautumnで教わりました。