A memory from last summer

夏にハワイで育てることができたオクラと米ナス。スーパーのAsian Foodsのアイルにあるお茶漬けの元の袋はこちらと同サイズ。
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Okraは西アフリカでの呼び名。放っておいたのでオオクラになりました。
eggplantは実が卵形の白色種が語源。元は「卵草」也。

そしてこの「米ナス」を米国で作ると米ナスではなくblack beautyとなります。
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ヘタにかなり大きな棘有り

「ナス」は「なすび」の略とされる。
初夢のナンバースリーを占め、その起源は諸説あり。Wikipediaには、
江戸時代に最も古い富士講組織の一つがあった「駒込富士神社」の周辺に鷹匠屋敷(現在の駒込病院)があり、駒込茄子が名産であったため、当時の縁起物として「駒込は一富士二鷹三茄子」と川柳に詠まれた
というものから
富士は「無事」、鷹は「高い」、なすは事を「成す」という掛け言葉
という後知恵的なものまで。

茄子は果物とされるが野菜のイメージが強いとのこと。果物といえばこれはファーマーズマーケットで買ったジャックフルーツ10ドル。太い木になる世界最大の果物。どう食べたかは機を改めて。
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ギネスの証人になって

10月、やっと約束を果たし、クイズの老舗ニコリ社製、世界最大のクロスワードパズルを拝見に。実は同時にギネスブックへ申請するための証人という大役を引き受けることになったのですが、今日、その結果のお知らせが同社から画像と共に届き、ギネスの認定書というものを初めて見ました。Amazing!!!
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クイズ博物館があれば、13mある展示室に納められるでしょう。
鍛冶さん、後藤さん、皆さん、おめでとうございました。
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(10月のブログより)

小人閑居して?

御膳を為す!?
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時間が出来たので作ってみたかった和食のおかずに挑戦。
さくさくとはいかず、ただ、ウエブスター辞典やその他のメジャーな辞書に顔を見せるようになったdashi(出し)やmirin(みりん)と更にお近づきになれたのは僥倖でした。
ジュリア・チャイルド氏の次の言葉にあるUsuallyにおんぶして頑張りました。
Usually, one’s cooking is better than one thinks it is.

英語の同形異音語の問題13

英語には wound = ウーnd、ワウnd のように同じ形で音や意味が違うものがあり この同形異音語・同形異義語あるいは同綴(てつ)異音語・異義語が英語学習者のstumbling block(つまづきの元)になることもあるでしょう。
 以下そうした語を含む13文の読み分けと解読を。(6番の文には同音異綴語有り)
 Hawaii Potterの尾崎名人が送ってくれました、マハロ。
 前もって大正解、中正解、小正解の方に拍手を送りつつ。

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一方日本語には、同じ音で形が違うものがあり、この同音異形語は日本語学習者にとってつまずきの元になるかも。
例えば「かいほう」 = 快方 解放 開放 介抱 会報 海堡 快報 懐抱 解法 下位法 ・・・
ちなみに未だ日本語も樂習中の遠山のイコールは最初の語也。

火山からのレッスン

ハワイ島のキラウエア火山のお土産に「カルデラからのアドバイス」というポスターがある。
kilaueaはeを、calderaはdeを高く発音するとよい。

ほぼ休むことなく噴火を続けていることや、火山の女神ペレの住まいであることから、キラウエアの周囲の住人には覚悟のようなものがある。その覚悟はユーモアにつながりさえするようだ。以下そのポスターと語注。

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Rise to the occasion 「機に臨んで立て」
平らに言えば「やるべきときは逃げずにしっかりやれ」。riseは「立ち上がる」という意味と、噴火で溶岩が空へと上昇する(Lava rises.)ことを掛けている。火山にとっての「機」とは? これはペレのみぞ知る。

ventは「火山の噴気孔」、動詞で「情熱や感情を吐き出す」。必要なときは気持ちを吐き出せ、という含み。

deep reservoir 「深部貯留層」
地下にマグマが深く大量に貯まっているように、自分の、何というか、人間力といったものを持てということ。

Show ‘em what you’re made of. 「自分の真価を見せてやれ」
’emはthemの略でバンカラな響き。what you’re made of(自分を作っているモノ)とは「真価、実力」。私の場合はこれ(I don’t mean to dampen the spirit.)。やる気に水を差すつもりはないけれど。

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Up to 60% of the human adult body is made of this.マックス6割はこれで出来ているらしい。あとの4割は機を改めて。

グアテマラ珈琲からジョーク

カタカナの日本語を英語風に声に出してしまうことがある。加齢なる癖にならないといいけれど、たまに面白いこともある。
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先日、台所の棚にある「グアテマラ」というカナを目にして思わず声にしたところ、
What’s wrong?
というもう一名の声がする。で、
What’s wrong with what?
と尋ね返すと、
I heard you say, “What’s the matter?”,

たしかに「gワレマーラ」がそう聞こえることもあるでしょう。
このような聞き違い・空耳現象は、単にmishearingとか、特にそれが歌や朗読関連の場合にはmondegreen(モンデグリーン)と呼ばれることがあり、後者については、
https://en.wikipedia.org/wiki/Mondegreen

こうしたささやかな空耳が、大恐慌時代のど真ん中で誕生し、大人の間で猛威を振るったのちにスタンダードとなって現在に至っているノックノックジョークの大元になっているのかもしれない。
日々の空耳を捨てず、例えばGuatemalaを次のようにノックノックジョークのformula(公式)にはめ込んで一工夫すると保存できる。
A: Knock-knock.
B: Who’s there? (会話ではWho is it?が一般的)
A: Guatemala.
B: Guatemala who?
A: Guatemala with you?

年端のいかない子供が参加すると、TV. TV who? TV!と。新たに取得した語をそのまま繰り返して自己中心的喜びに浸るか、Under. Under who? Underwear! のように、我々にとっては特にどうと言うことのない言葉に怪しさを感じて興じる子v.s.微笑ましく対応せざるを得ない大人、という構図になる。
ただし大人がこれをやってはいけない。
少なくとも、Guatemala.をやや苦しげにWhat’s the matterと重ね合わせ、さらにそこで終わらずにwith youを加えて終了する。大人はこのプラスがないとマイナスになるので注意。

この面白さ、あるいは苦しさは、日本語で作ろうとしてみれば楽に体感できる。「トントン」「どなた?」「グアテマラ」「グアテマラ何さん?」「g会ってまla数分なのにすっかり意気投合・・・」。
そういえば昔、ある演劇公演の帰り、土浦から上野までずっと車中で日本語ノックノックをやり続けたことがあったなあ。キャストやスタッフの数人と、この無料公式ソフトを使って無料エンタテインメントを苦しみました。

ついでに別の産地を使ったものを。
A: Knock-knock.
B: Who’s there?
A: Java.
B: Java who?
A: Java minute?

Do you have a minute? これぞ新作と思いグーグれば、カフェの名として使われていた!

これはビートルズ系ミュージカル落ち。
A: Knock-knock.
B: Who’s there?
A: Latte.
B: Latte who?
A: Latte be, latte be….

日本語から英語へ。「のれん」「のれんwho?」「No rain, no rainbow.」
この日本語ネタから英語落ちが21世紀的かもしれない。
遠山は順調に回復しているようです。

 

丸い虹

Circular rainbowsなるものがある。丸い虹。
 雨が上がり陽が出てきた、サークルぞ! と思って来るようなものでもないらしい。空から見えることが多いからだ。

 この画像は娘の友人でハワイ在住のCotyさんが送ってくれたもの。
 ヘリコプター整備士の彼は空も飛ぶらしい。虹の中央にあるのは、彼の乗ったヘリコプターの影だ。
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         Coty Ready Shupp

ハワイは虹が多い。
No rain, no rainbow.
これは「虹ひとつ」をイメージした言い回し。
No rain, no rainbows.
これは虹をゆるく一般化した意味合い。
いずれも知恵の4語。

Thanks, Coty-san! Arigatogozai-mass!