Q&Aコーナーの新設☺

ムック『遠山顕のいつでも!英会話入門・春号』の内容に関する質問がちらほらと来ており、取りあえずQ&Aコーナーを新設しました。

お名前は問いません。すべて無記名で発表。質問はこちらで選び、不定期に回答します。気軽にお尋ねください。QとA、そしてQフォームはブログ左側にあります。

あ、ライン! 星が直列するようです

月をリーダーに、土星、火星、金星、木星がアヒルの行進のように並ぶとか(下の記事の中にあります)。日本では4月23日以降の明け方、南東から東あたりの空。6月には土星が加勢するとのこと。

宇宙へ行った気にさせる映画の私的ダントツ『2001年・宇宙の旅』(1969)では、こうした太陽系の惑星が並ぶごとに、あの『ツァラトゥストラは如く語りき』Also Sprach Zarathustraが鳴り響いたと記憶・・・と確言するのはやや気後れがしますが。(エルビスが自己の登場音楽にこれを使い始めたのはそのすぐあとの70年代でしたから『2001』の影響があったように思います。)

参考として

  4 planets and the moon are about to line up in the sky

という見出しの記事をチェックされては。

https://www.livescience.com/four-planet-moon-alignment

The moon, Venus and Jupiter in the night sky, seen from Iriomote Island, Japan

The moon, Venus and Jupiter in the night sky, seen from Iriomote Island, Japan (Image credit: Renata Barbarino via Shutterstock)

  line up:列に並ぶ・入る、一列に並ぶ、行列する 「ライナp」

  in alignment:一直線になって 「イヌライムンt」

  align:一直線になる 「ウライn」

これからしばらくはAlso Sprach Zarathustraが

  It keeps playing in my head.

となるでしょう。

リー村山さんが韓国ドラマに出演します

殺陣師、武闘家、俳優として活躍されているリー村山さん(私にはリー先生)が韓国ドラマに出演!と、愛弟子で俳優・武闘家の田中巴里絵さんから連絡がありました。

リー先生、田中巴里絵さん

NetFlix紹介ページ:https://www.netflix.com/title/81551869?s=a&trkid=13747225&t=cp&clip=81579191

大友大導師役:Murayama  Syunjiとして、全12話のシリーズ中、大友(リー)先生は7話以降出演とのことです。 この続編で映画版も出来ています。

リー先生には80年代の劇団UPS初期のロックミュージカルの殺陣でお世話になり、サンシャイン劇場でのMONKEYの舞台で遠山は巴里絵さんとご一緒しました。また、京都太秦撮影所のロングラン忍者ショーを拝見したのは良い思い出です。お二人の演技と剣使いは素晴らしく、活劇の面白さを子供に返ったような気分で堪能することができました。

「パンポブ」と読むそうです。

男声合唱団 定期演奏会のお知らせ

恒例、帆船日本丸を愛する男声合唱団の第26回演奏会が5月1日5月1日(日)に横浜市泉公会堂で開催されます。

https://artnavi.yokohama/event/25350/

歌はコロナより強し Yay!

帆船⽇本丸を愛する男声合唱団・第26回定期演奏会
横浜市泉公会堂
2022年5月1日(日) 13時30分開演(13時開場)

Weather Side:シーシャンティ (注:weather side 風上舷 sea chanty 船乗り達の歌)
Lee Side:海の歌、ほか (注: lee side 風下舷)

(私が高校1年のみぎりで朝日ソノラマから覚えたSailing, SailingやFiteen Miles on the Erie Canalも歌われるとのこと。後者はブルース・スプリングスティーンも歌っていました!)

指揮: 大森いちえい
ピアノ: 神谷季世子
ギター: 鈴木敏幸
ベース: サリー佐藤
主催帆船⽇本丸を愛する男声合唱団(略称:帆船⽇本丸男声合唱団)
後援公益財団法⼈横浜市芸術⽂化振興財団公益財団法⼈帆船⽇本丸記念財団
朝⽇新聞横浜総局神奈川新聞社
問合せ先:ssnippon@m08.itscom.net(演奏会前日および当日はお返事できません。)
入場料1000円、全席指定

NYタイムズ・ミニクロスワードのカギにロバート・フロストの詩が・・・

霜の夜も雪の予報もいつのまにか消え果て、何だか初夏のような4月の朝、詩人ロバート・フロストのStopping by Woods on a Snowy Eveningの一節を空所にしたclue(カギ)が登場。さすが国民的詩人。

以前当ブログにアップしたその詩を以下ご参考まで。静かで深い詩に行く前にお囃子を三句。

霜さんと 馬と行きたや 雪の森
 霜さんの 馬になりたや 雪の森
  霜さんを 置いて行きたや 雪の森

Stopping by Woods on a Snowy Evening Robert Frost
雪の夕刻 森の前で歩を止める ロバート・フロスト

Whose woods these are I think I know.
His house is in the village, though; 
He will not see me stopping here
To watch his woods fill up with snow.

この森の持ち主が誰かは見当がつく
彼の家は村にあるのだが
彼には見えまいここで歩を止めた私が
雪で満ちゆく彼の森を眺めるのを

My little horse must think it queer
To stop without a farmhouse near
Between the woods and frozen lake
The darkest evening of the year.

私の小馬は奇態に思うはずだ
農家もないのに止まったことを
この森と凍結した湖の中間
一年で最も暗い夕刻

He gives his harness bells a shake
To ask if there is some mistake.
The only other sound’s the sweep
Of easy wind and downy flake.

彼は面懸(おもがい)の鈴を一度揺らす
何かの間違いではと問うために
音はといえばあとは吹き過ぎる
わずかな風と綿雪

The woods are lovely, dark and deep,
But I have promises to keep,
And miles to go before I sleep,
And miles to go before I sleep.

森は美しい、暗くそして深い
が私には破れぬ約束がある
まだ何マイルも行かねば眠る前に
まだ何マイルも行かねば眠る前に

チューリップの昼と夜と語源

2ヶ月ぐらい頑張ってくれると、なお良いのですが。

昼。曇り日の遅い午後。赤、白、黄色の黄色に惹かれがち。

八重咲き(double tulip)は立派だが、シンプルなものが好みだ。

夜はこんにゃくの田楽のようで美味しそう。

語源は、夜の様子からだろうか、昼の様子からだろうか、ペルシャ語のdulband(ターバン)だという。

https://www.etymonline.com/search?q=tulip

ヤマブギウギ

山吹。7歳で東京へ南下して住んだ家の庭に咲いていた見知らぬ花のひとつ。久々に行った樹ガーデンの長くて急な”Stairway to Heaven”(天国への階段)と命名した(^_^)石段の途中に枝垂れていたところをパチリ。天国自体は良いとこでまた一度といわず行きたい。

英語でkerriaとか。その名を聞いてAh!という方はいるのかな。ぼくはyamabukiで行こう。

Wikipediaより: ヤマブキの語源は、古くは「山振(やまぶり)」と書かれ、これが転訛したものとされる。 ヤマブリの由来は、細くしなやかな枝が、風に振られて揺れ動く姿にちなむといわれる。なるほど。

kerriaの名は西洋初の植物採集専門家ウイリアム・カー(Kerr)が名祖(なおや)。彼は英国のKew Gardens(王立植物園キューガーデンズ)から派遣され、日本のマサキ、アシビ、ナンテンなどを含む多くの植物を納めた。Wikipediaから抜粋した次の英文のthe vigorous shrub(発育のとても良い低木)がヤマブキのことである。初期には温室で愛でられたという。私がタイムマシンで彼より先にキューガーデンズに持って行けばkenniaになっていたろうに残念である。

William Kerr (died 1814[1]) was a Scottish gardener and plant hunter, the first Western professional full-time plant collector[2] active in China.[3] He also collected in Java and Luzon in the Philippines.[4] Among the plants he sent back to Kew Gardens was the vigorous shrub, at first cosseted in greenhouses, named in his honour, Kerria.[5]

”ジョン・ウィック”式でない不満の表し方

Iが縮小しているのはトレンディではあるけれど、それは置いておいて、これは前々回にHATE WHEN …と一緒に取り上げたHATE IT WHEN …の例です。人生を歩むうち、次第に笑えなくなるジョークですが(^_^)、ついでにもう一例。

『スターウォーズ エピソードII』で、話の腰を折って飛びだしていく弟子を師匠が嘆く場面です。名セリフのひとつにもなっているようで、「彼のこれが実に嫌だ」という気持ちです。

https://www.youtube.com/watch?v=-xTZhZcaCUg