春を知らすふきのとう

頂いた蕗の薹。湯通しし、しらすを落とし、ポン酢かけ、苦み味わう春の幸せ。

しらす蕗の薹ポン酢かけ

ところで、しらすはbaby sardine(イワシの稚魚)という定訳がある。稚魚を表す語には他にfryがあり、(時代物にはYou small fry!「この稚魚めが!」と相手を見下す表現があるが、それはそれとして)fry of sardineと表すこともできる。sardine fryというとイワシのフライのイメージが強い。こういうことをしらすのも良いかなというか、しらすべくしてしらすたようなところもあるが、ただのlittle fishと言ってすまし、質問があれば答えるのも悪くないだろう。

久々の 長谷のポストに 声を掛け

久しぶりに降りた江ノ電の長谷。海側の踏切横にあるのがこのレトロのポスト。

Hey, there, how have you been?

ランチ後、小天国極楽寺へ。梅は散ったが桜はまだ。末吉の様相。並木も静か。

ソメイヨシノは多くの花と同じように下のほうから咲く。

Odin of Oden

クロスワードパズルの解答には沢山の常連がいる。皆、その特異なスペリング故の出場で、 白黒の闘技場を賑わせてくれる。北欧神話Norse mythologyの神々もその中におられる。たとえば映画でもおなじみの雷神THORや悪戯神LOKI、そしてバイキングが戦闘に臨んで上げた雄叫び「オーディン!」は、chief Norse godというカギが示すように「北欧の主神」ODINである。

タイトルは、北欧の方々には誠に恐縮ながら、帰国中の娘と行った名だたる湘南の食べ飲み処を頭韻で表したもの。60年代の味の数々や映画のポスター・ブロマイドに囲まれて弾む食卓。わからないことは何でも訊きなと娘に言える店、かな。

英仏柿違い

「柿」はそのままフランス語になっている。これは英語島で売られていた富有柿のパッケージだ。

douxは「甘い」つまりkaki(s) douxは「甘柿」で、「富有」のFuyuとdouxとがライム。あの仏語の奥まった「ウ」である。

英語名のFuyu persimmonsより格調高い響きがあるかもしれない。では柿超高いかというと、傷柿も元気に入ってリーズナブルだ。

persimmonの語源は北米ネイティブアメリカンのアルゴンキン語で、dry fruit、fruit dried artificiallyの意味。「干し柿」を想起させる。

フレンチで覚えたい方は、とりあえず、

「隣の客はよくkakis-doux客だ」

でどうだろう? 甘い、かも。

そして「富有」は英仏の柿ファンに知られて目出度し。

朝のパン

パンにすることにして、しらす入りスクランブルエッグを食べる者を募ったがいないので1人分のフライパン作業を始めるが、焦げ臭いので窓を開ければ、今日は花粉強く2度くしゃみして閉め、何だろうと思い続けていると、さきほどつけたトースターの底のマフィンかなにかのくずが燃えているとの指摘があり、私トースターことがと発しようとするも、皆忙しそうで心くじけ、このまま忘れるのも何だと思いブログに記録することに。このpunを定型ジョークで評価すれば。

Knock, knock!

Who’s there?

Toaster.

Toaster who?

Two-star pun! 

かな? Have a good day!

そういえば映画『ブレードランナー』の舞台、2019年のLAでの挨拶は(そうか、その年になっているのか! 日本で封切りを見たときは21世紀の遠い未来であった2019年まで私は来てしまった。強力わかもとも今やアマゾンでまだ元気のようだ・・・)の挨拶は

Have a better one.

空飛ぶパトロールカーspinnerの警官がデッカードに言っていた。私に来そうなものは

Have a better pun.

spring has sprung!

コーヒー屋へ向かう途中の路傍で見かけた好きな花。昨年の花殻を手放さなかったようだ。 幼年期の春の思い出は峡谷の川へ続く一面黄色の斜面。今年もありがとう。サラダにしたいような葉を全方向へ矢のように張り出し始めたダンディーな獅子。吠えろタンポポ! 頑張ってください。

春が来た!の英語はspr-の頭韻も見事な決まり文句で、Spring has come.よりおなじみ度は高い。今回、「春跳ねる!」と頭韻訳で対抗しましたが、無気になって創作を続ければ、

「春はじける!」「春始まる!」「春発進!」 ほかにありましたらお聞かせください。

それにしてもワープロの第一チョイスが「春は寝る!」。うーむ、賢い。