昔の芝居仲間と400年振りの再会

80年代、劇団アップスで、何本も一緒に芝居をした帽子の広一さんと眼鏡の火山さん。広一さんの舞台を見たあとの40年振りの再会スナップです。
  今夜の「朗読劇・日本はらぺ考」は、神話時代から現代まで、人々はいかに腹を満たし・空かして歴史を作ってきたかというテーマの、5人構成、テンポの速い、面白い、問題意識の高い劇で、音楽の使い方も楽士2人を含めてよく工夫された、異色の2時間でした。勉強しました!と、ちょっとブレヒトを思いつつ、どうしてもひと言: エンタメニナル! 今後もあちこちで上演されるようでご健闘を!

頭韻矢の如し/st/ – /st/ strong stance

強硬姿勢、強い姿勢、時に頑固な姿勢といった意味で使われます。例えば、

  People seem to be taking a strong stance on every key issue these days.

take a strong stanceは、強硬姿勢をとる
take a strong stance onで、~に関して強硬姿勢をとる
take a strong stance against/forなら、~に反対/賛成の強硬姿勢をとる
key issueは、重要な問題

随分頑固な立場を取るのだなあ、と言いたいとすれば、すぐ出る単語、単刀直入、in-your-face、そのものズバリのstubbornを使う代わりに、

  That’s a strong stance to take.

と一歩下がって落ち着いて表すこともできます。世界大変動時代を迎え(ることになりそうな中)、使えば玉散る氷の刃であったtruthという単語が、”truth”となり、クォーテーションマークを外すには、世にデジタルの根っこを下ろしたstrong stancesの間を縫い、地に足を付けながらtruthを探す旅を強いられつつある我々です。いつものチャンネルや新聞雑誌を越えて、真実の真実を探す旅行に出るのは、まだ遅くはないように思います。その一助として英語を学び、世界を見続けることも。頭韻ナシですが、次のorの前もお後もよろしいかも。I may get there, or I’ll die trying!

お願い: 骨の名をご存知でしたら教えてください

現在冬号のダイアログを書いていますが、登場人物の一人が肘の端(尺骨突起部)を打つ場面があります。あのひりひり痛がゆいような変な部分です。

英語ではfunny bone(オモシロ骨)と呼びます。(おお、boneは「ボネ」)

S/He has a funny bone.とは「ユーモアのセンスがある」ということです。

この骨、日本では特に名がないようです。子供の頃に、わざとぶつけてワイワイ面白がったものです。

こんな名を耳にした!という方がいらしたら、是非教えてください。

地味ですがプロモーションを

秋号!

現在2023年冬号の収録中で、演技者・声優・演出家のJulia Yemerkovさんは冬号に登場します。冬服風にして撮影後、ついでに秋号をということになりました。

冬号は「蛍の光」にあまり唄われない2つのバースを加え、最後は大合唱(効果)で収録! 第九に漏れた方は、是非ご一緒に唄いましょう!

起こるのを待っている事故

例えばエレベータ前の小スペース、その横に大きなドア。こちら側に開きます、という適切な注意書きがもしもなかったら、誰かがドアをバーンと開いたら・・・・・・

と仮定すると、それはいつ何が起こってもおかしくない状態であり、英語ではそれをItで始めて、

  It’s an accident (それはひとつの事故です)waiting to happen(起こるのを待っている).

と表すことができます。いわゆるヤバイ・危ない状態で、以下応用。

・こんな主語も
  The dollar/yen/euro/yuan is an accident waiting to happen.(ドル/円/ユーロ/元は、いつおかしくなってもいい状態です)

・複数の場合
  These buildings are accidents waiting to happen.(こうしたビルはいつ事故が起こってもおかしくない状態です)

・ヒトにも
  He’s an accident waiting to happen. (彼はほんとに危なっかしい)

主語はナンデモアリ、Anything goes.、と言えるかもしれません。

2023年秋号が出ます

リラックスして楽習し、硬くなった英語のあちこちを、伸ばしましょう!

基本単語の組み合わせで、あれこれ語れるようにしましょう

SECTION 1 芸術関連の語彙表現を学ぶ: 俳優と演技 画家と仕事 彫刻作品の感想 子供の落書き 陶芸教室  
SECTION 2 日本の秋の風物を語る: 焼き芋・サツマイモ 秋の虫 日本のハロウィーン 石庭と借景 ほっこり栗ご飯 
SECTION 3 連続ダイアログストーリーを追う  [テーマ:手伝いを申し出る・受け入れる表現] 
速めのリスニング問題: 「お知らせ」と「コマーシャル」
難しめの早口言葉: 2点
勇気要る英語歌: 「夢路より」2番までご一緒に
秋の夜長にワン・ツー・クロスワード
話学のアドバイス

 

Many thanks for a job well done, Carolyn!

キャロリン・ミラーさんが、一身上のご都合で、今月発売の『いつでも英会話入門』秋号を最後にマイクを離れることになりました。英検のポッドキャストやNHKラジオ、その他のヴェニューで大変お世話になりました。同僚として、友人として、お疲れさまとありがとうを送ります。

秋来たり

仲秋や 不如帰花 鳴きはじめ

ホトトギス: toad lily(直:ヒキガエルユリ) hairy toad lily(タモウヒキガエルユリ) どこが? 
大昔は、こうした英語名をただ受け売っては、得意になったもの。

斑点を油染みに見立てて、ユテンソウ(油点草)という別名。と、踏んだり蹴ったりだが、可憐かつ芯の強いところが良し。大ファンである。

逗子の市花だと?! 湘南ですね。