The Other Day at Engakuji

春暮れて 道草しつつ 円覚寺

Through late spring green
Meandering on toward
Engakuji

グッズ店に猫のシーちゃんのクリアファイル(250円 裏面がクリア)がある。入口の総門横で何度か会ったことがあるおとなしい猫で昨年亡くなった。背景はやはり総門に違いない。マスコットだったのだろう。マスキャットか。

MASCOTの語源は不明だが”mask, specter, nightmare”から?とOnline Etymology D.にある。スポーツチームのお守りgood luck charmとしては1889年より。お寺のそれとしては21世紀のここからだろうが、お寺自体がそうなのだから、redunduntかもしれないし、倍の御利益がアラン・ドロン。

蒼穹を コントレールするか? ジェット雲

ひとつでも見ると、カリフォルニアの大空を白濁するchemicontrailsを思う癖がついた。この仏殿上空のものは、ただのjetcontrailであるとイーライ・ウォラック。

朝早めゆえuncrowdedというよりemptyという、淋しげでいい感じの茶屋で一服。右手は時宗候霊廟。世界一楽しげな霊廟かもしれない。

落雁3個がつく。宴のあと。Hello. I spy a list of some cautionary wordplays.

うーむ。寺院とするような。

You talking to me? I’m the only one here. You talking to me?(In homage to R. De Niro)

幾千万両の山門 夜飛び上がり夜明け前に戻ってくるのか いつか飛翔を見たい

駅前の いつか寄りたや 中華店 

まだ開いていない。10日間毎食中華だった中国旅行を想ひ出す。ちっとも厭ではなかったのは前世に長安あたりにいたからかもしれない。いや、あそこにはムスリム料理もあるわけだから。サム・北京パか。Thanks for being with me.

IFO Sighting レンズ雲

This cloud looking like a UFO is called lenticular cloud.
Now it’s an identified floating object for you.

lenticularはlens(レンズ)の形容詞。
lensの語源は豆のlentil(和名;レンズ豆・平豆)で、その形から。
「豆」が先、「レンズ」が後。

こうした情報はtrivia(unimportant information or details)と言えましょうか。日本語ではよく「豆知識」と訳されます。

頭韻矢の如し /g/ – /g/ ガソリン関連

 get gasは頭韻の日常表現で

  I need to get gas.「ガソリンを入れないと・GSに寄らないと」

判断を助けるガソリンメーター、

  gas gauge

無頭韻でfuel gauge。

  Look at the gas gauge. I really need to get gas.

高燃費車を、

  gas-guzzler (guzzleは「ガブガブと飲む」)

以下

  I really to to get gas now. This is a real gas-guzzler. Look at the gas gauge.

ガソリン価格にショックを受けて息を飲めば、

  I gasped at the gas price this morning.

室外機を避けた馬鈴薯栽培

猫の額の庭の続きの猫の脚のような部分は日当たりと水はけが良さそうで、確かめたいこともあり、室外機の吹き出し部を避けて一本の畝を盛りジャガイモを植えた。昨年末に北海道のUさんから頂いて残っていたものも含めた種芋を用意し、サイズも60gあたりに切るなどテキストブックにならい、あとはならわずに、盛り上げた畝に埋め、しばらく留守をして戻ってみると花まで咲いて元気ではないか。ハワイ州のライセンスのみの遠山は、畑地を借りて通うのがバツで、かわりに毎朝勉強部屋の窓を開ければすぐに畑を俯瞰できるというドローンファーマーになった。確かめたいのは、ジャガイモというものが、どのくらい世話のいらないものなのか、ということだ。根がむき出るのは流石によくないので土寄せはしたものの、芽かきを控え、あとは7月あたりの収穫期(が来ればよいけれど)を想い、それまではできるだけ不精をしながら、緑の葉や紫と黄の花をとろんと見る日々だ。

馬齢所に馬鈴薯。がんばれい。
ジャガイモは北海道では馬鈴薯(ばれいしょ)とも。馬に付ける鈴に形が似ている薯。冬の馬そりの鈴音を想い出す。

potatoは南米原産。ペルーのマチュピチュの段々畑でも栽培。スペインの侵略者らは船員用の安価な食糧として使い始め、1540年にヨーロッパへ。苗はなくともイモ育つ。まずフランスで鑑賞用に。仏語のpomme de terre「地面の林檎」なる命名は有名。1565年に未来の馬鈴薯国アイルランドへ。(ONLINE ETYMOLOGY DICTIONARYより)https://www.etymonline.com/search?q=potato

日本へは1598年にオランダ人が伝える。「当初は観葉植物としての色合いが濃く、食用としてなかなか普及しませんでした。・・・・・・本格的な栽培は北海道へと移ることとなります。北海道では宝永3年(1706年)に栽培が記録されていますが、本格的な栽培は明治以降になります。」(「JAきたみらい」より)https://www.jakitamirai.or.jp/nousantop/potato/potato2/

アイルランドで19世紀に起きたポテト飢饉the Great Irish Potato Famine、国内ではthe Famineは疫病late blightによるもの。
late blight:成長期の後期に起きて特に菌類疫病菌蔓延物によるナス科植物の病気。べと病、葉枯れ病。

brightblightの言い分けは必須。私も blight morningが来ないようにせんとパトリック。

サイエンスと改善ス 

このColumbo, Season 1 Episode 1(『刑事コロンボ』シーズン1、第1話)のシーンで中央に立つのはtitle role(題名の役)を演ずるピーター・フォーク。それまで同氏にあった性急で早口でラフなイメージがここでも見られ、トレンチコートに葉巻(変なところに携帯)はすでに披露したものの、世界中に知られる姿には及ばず、英語で遊べばClose but no cigar!(近いけれど賞品なし!)。急遽、第2話からmakeover(イメージチェンジ)が行われ、番組は信頼度抜群でユーモラスなLietenant Columbo=コロンボ警部補の軌道に乗り、よく似た発音のSri Lankan capitalを知名度で凌駕。素早い改善が成功に繋がった好例。

さて21世紀。世はAIが大幅に参入したサイエンスの時代となり、かつ虚実皮膜の情報世界に突入した感濃い20年代。一方、情報の伝達速度と影響力とが飛躍的に伸びたせいなのか、コロンボ的改善が頑固なまでに遅く感じられること多々。とにかく、期せずして”科学の時代”にまで生き残ってしまった文科系の遠山はカール・セーガン氏の次の言葉に同期する者。

そんな21世紀第一四半期に20世紀後半に活躍したライナス君の姿を借りた次の発言発見。 
自己の勘、そして感・観・肝・汗、そして歓も忘れずにと解釈。