「ほら、もっと上にもいるわよ」「うん」というやり取りを通り過ぎ様に聞き、脳内和英言語遊戯豆電球が点灯。説明をして撮影許可を求めたところ、不審に思われたようだ。が、顔無しポーズなら問題ないとのことで、撮った画像を見せたところ、「ええ」と静かな「うん」をいただく。三人目の方は寝ていたようだ。題して「早朝セミナー」。Have a nice day!

Are you threatening me?(それは脅しですか?)は、ドラマチックな場面に出て来る英語です(使ったことはない)が、雲も脅しにかかることがあり、これは先ほど辻堂のモールを出たとたんに広がったthreateningな空。

The sky is threatening.
It’s threatening.
It’s threatening to rain.
「これはひと雨・ひと荒れ来そうだ」、「降り出し・泣き出しそうな空だ」と言いたいときに。
雨中を走って帰って勉強部屋の窓下をチェックすると、元ポテトパッチをパンプキンパッチにせんとばかり伸び続けるカボチャ蔓の葉っぱたちが雨を受けて元気そう。シンデレラの馬車は狭すぎて入らないが、こんなところで実は生るのかな。

Start fruiting!と怒鳴りつければ、Are you threatening me, mister?などと返してこないのが野菜の立派なところ。
滅多に映画館へ行かなくなった。「多」が「滅」したのである、まさに。ただ滞在中にRegal Cinamaで3本も見てしまった。皆、立派なものだった。
1 Sound of Freedom
チャイルドトラフィッキングがテーマの問題作とされているが、謎解き、スリラー、活劇など、多くのアングルから見ても秀作。主人公が数度流す一滴の涙の輝きと重さ(?出鱈目タフォー)が見事。米国のみ公開,。ポスター撤去、上映館制限というハンディを越え、第一週でハリソンやトムをアッと言わせる興行成績となり進撃中だ。
2 Oppenheimer
マンハッタンプロジェクト指導者がかもし出す、存在の耐えられぬほどの曖昧さと多義性。その量子力学者が辿りつく曖昧のあの字もない実験の成功と、そこに見える監督の立ち位置に、客席は静まり返った。
3 Indiana Jones and the Dial of Destiny
60年代、年を重ねたジョーンズはまだ学校で教えていた。蛇嫌いも治っていない生涯現役。何だか辛そうだが、急に何十年も若返ってドンパチとなる。CGIだけでなく声も若く出来なかったのかな。予算かな。ピーター・ジャクソンのKing Kongでも、クライマックス、厳寒のNYCでは、屋外、厚着の人間やコングの吐く息の一筋も白くなかったな。元に戻ったジョーンズを見るのは辛かったが、最後のまとめの場面があってホッとした次第。お疲れ様。
劇場には今年もスタジオジブリフェストのお知らせ

Inevitably Ghibli
We’d been away for three weeks and came back last night to find the yesterday-today-tomorrow shrub I got in spring from a moving neighbor and transplanted in our teeny garden has taken root at last! And here’s the proof.

A sole flower behind pumpkin leaves. The flowers bloom first as a purple or violet bloom, then it turns pale lavender and the next day it’s white. So this must be the third day. The pumpkin vine, by the way, is now starting to climb so I’ve pulled it down to the ground, hoping the old potato patch will turn into a little pumpkin patch!

これからいくつも咲くよう希望いたします。匂い蕃茉莉殿。
残務整理中、リキ君の洗礼式出席のため、red-eye (flight)(夜行[便])で本土へ。エリソン・オニヅカ・コナ国際空港では昔ながらの搭乗法。大雨なら傘を差す。

4時間半のフライト。映画は『2001年宇宙の旅』にする。いつ見ても大小画面にかかわらずamazingだ。類人猿が投げた骨が無音の中でスペースシップにカットする場面では、初見時の「え?」を思い出す。「美しき青きドナウ」が流れ始まる。映画スタート半時間後、ドクター・フロイドの船が月に到着したところで、アテンダントからHere you are, sir.という最初のセリフが発せられる。Amazing.


翌朝LAX空港へ到着。ウーバードライバーは強風運転。エチオピア出身とか。道理で速いと納得。娘夫婦の家に着くと、起きたばかりのspace childがいた。Here you are.

And here we are.

すでに到着していたのは、義理の息子ミゲルさんの姉リサさん。そして娘グロリアちゃん。彼女はour son-in-law’s sister’s daughterが一番わかりやすい英語表現だろう。日本語ではどうだろう.