英語圏で頭を掻けば日本語圏で首がかしぐ HEAD-SCRATCHERのこと

前々回Head, shoulders, knees and toes を久々に唄ったので、ついでに今回はheadのお話です。

英語圏には、「何でこれがここに?」「どうしてそうなってしまう?」「わけがわからない」「謎やね」「解せないなあ」といった「はてな」が頭の中に浮かんだとき、頭の天辺を掻くジェスチャー

  scratched one’s head

があります。

https://thetrustambassador.com/2019/01/12/body-language-10-scratching-the-head/ より

このジェスチャーですが、日本では

  首をかしげる(眉寄せ腕を組んだりして)

動作に当たります。

英語では、この動作をせず、ただ言葉の綾として、

  I read his twitter. It made me scratch my head.
  (直訳:彼のツイッターを読んで頭を掻いてしまいました。和風役:・・・首をかしげてしまいました)

と言うことができます。また、そうさせるものという意味の名詞

  head-scratcher headscratcher

があり、たとえば私は、近隣のこの壮麗なる郵便局の前を通ると 

Hmm, it’s a head-scratcher.と思ってしまう。これだけ不思議なことがある世の中で、ここで立ち止まって、このはてな表現を使うことはないと言われればその通りなのですが・・・。この名詞をingの形に変えて形容詞にして

  This manual has a couple of head-scratching directions.
  このマニュアルにはとてもわかりにくい使用説明が2,3ある。

とはてな体験を表すこともできる。また、この形容詞をそのままの形で名詞にして、

  Thanks to the new company rules, we’re doing a lot of head-scratching.
  新しい社内規定のせいで、直訳:頭を掻くようなこと・和風役:首をかしげ(たくな)ることが沢山ある。

とも言えます。

英語圏で頭頂部を掻くことの意味が日本語圏で頭を掻くことのそれとは異なるというお話でした。

備忘録

前回、Don’t leave home without it.と備忘ソングの関係を画像で見ましたが、今回はBEFORE THE PANDEMICとDURING THE PANDEMICでの外出用備忘録の違いを述べた画像を紹介します。

外には鬼ならぬバンパイアやウォーキングデッドもおるということで、持ち物が増えています。

Rabbits footはrabbit’s foodがよい。「お守り」

コロナストレスの影響の度合いが大文字に現れたのでしょうか。英語圏は大変です。

備忘ソング

70年代あたりからだろうか、もうすこし前かもしれないが、「ヘッ・ショウダーzニーザントウz・ニーザントウz・・・」という歌声が子供英語クラスから流れ出始めた。

Head, shoulders, knees and toes, knees and toes.
Head, shoulders, knees and toes, knees and toes.
And eyes and ears and mouth and nose.
Head, shoulders, knees and toes, knees and toes.

体の部位の名や単数(head)や複数(両手で触らせて)の認識、発音面ではandとその前の子音で終わる語やその後の母音で始まる語とのリンク、andが子音で始まる語に続くときのandの/d/がほぼ脱落(dのところをほんの一瞬「ん」と我慢の音にして残党zでなく残n党z)、プラス、ハムレットが旅役者たちに頼み込む

 Suit the action to the word, the word to the action. 行為を言葉に言葉を行為に合わせるように。

という演技の基本というか、外国語の基本訓練も含み、かつ韻も踏んだ向こうの歌である。

ただ/z/音が多いので、それにつられて両手で頭に触りながら「ヘッz」とやる子もいるのではないだろうか(私はこの歌は教えたことがないのでしかとはわからないのですが)。

ミステリーは置いておいて、次の画像は大人のための替え歌で、大人の方は英文解釈を。

あはは。眼鏡不要の方はglassesをmaskに。唄い難いかもしれませんが。

出かけるときは忘れずに!Don’t Leave Home Without It!を思い出す方もいるでしょう。

英語だけでも大変なのに!

イタリア語、フランス語、韓国語、タイ語、世界中の言語の名前の付いた食べ物や飲み物が紹介され続ける日々。それに大流行のイニシャル語を加えればこの国が海岸まで森で覆われていた太古に戻り土器が乾くのを砂上でゴロンと待っていたいと思うのは私だけではあるまいと思えど今日の寒さかな。なるほど英語国民にもそういう人物がいるのだなと思わせるのが次の画像。新語はもうイラン! とイラク立腹する者も、これを見てスカットランドではないか。マキアート亡き後、直し?は次第にやけっぱちになっていきますが、私的には校正後のほうにくみするものです。皆さんはいかがでしょうか。

no-nonsense: not having or allowing others to have any silly ideas or behaviours、 Cambridge Online

朝のドラマに声が出ます

何と、朝のドラマにの出演をすることになりました。役名は遠山顕です。

3月の後半に放送とのこと。委細は追ってお知らせします。
収録後、ご一緒願ったジュリア・ヤメコフさん、ジェフ・マニングさんと。

Listen for it!

孔子曰く Does Confucius confuse us?  

英語の格言・金言・ことわざの世界には中国由来のものも多く、80年代までは、”Confucius, he say”といった文法破格の言い出しで、中国風アクセントを使って哲学的なことを発言するというユーモア形式がありました。(まじめな内容を中華オブラートにくるむという手でもありました。) やがてグローバル化と共に、PC(politically correct)という名の潮流によって、そうしたエスニックなものがユーモア界から押し出されて行きましたが、大元のConfucius(孔子)の言葉は消えることなく、Menciius(孟子)、Sun Tzu(孫子)、Lao-tse(老子)らの英訳と共に定着しているものが多々あります。ただ訳は長くなりがちで、いくつかのバージョンもあり、そうした意味も含めて冒頭のタイトルにしました。次の例、

ずいぶん長いものですが、日本語版「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」の英語版と言えるでしょう。ちなみに、「问只耻一时,不问耻一生」という短い中国語版がネット上にありました。

混乱というほどのものではないかもしれませんが、そのほかの英語版です。

He who asks a question is a fool for five minutes; he who does not ask a question remains a fool forever.

5分というのはどうでしょうか。その他、

He who asks a question is a fool for a minute; he who does not remains a fool forever.

It’s better to ask a question and be a fool once, than never ask and be a fool forever

He who asks a question may be a fool for five minutes; he who asks no questions stays a fool forever

Asking makes one look foolish, but not asking makes one foolish indeed.

など。How are you?も含め、会話は質問。訊き、聴き、答えの連続です。          

Wonder Woman

頭韻も美事に名付けられたスーパーヒーローとはやや違うワンダーウーマンの登場ですが。日常レベルからとらえた立派な作品です。

Wonder Manというキャラが要るなら当方へ。

IIIII Wonderrrrrr!と毎日飛んで来る。