前々回Head, shoulders, knees and toes を久々に唄ったので、ついでに今回はheadのお話です。
英語圏には、「何でこれがここに?」「どうしてそうなってしまう?」「わけがわからない」「謎やね」「解せないなあ」といった「はてな」が頭の中に浮かんだとき、頭の天辺を掻くジェスチャー
scratched one’s head
があります。

このジェスチャーですが、日本では
首をかしげる(眉寄せ腕を組んだりして)
動作に当たります。
英語では、この動作をせず、ただ言葉の綾として、
I read his twitter. It made me scratch my head.
(直訳:彼のツイッターを読んで頭を掻いてしまいました。和風役:・・・首をかしげてしまいました)
と言うことができます。また、そうさせるものという意味の名詞
head-scratcher headscratcher
があり、たとえば私は、近隣のこの壮麗なる郵便局の前を通ると

Hmm, it’s a head-scratcher.と思ってしまう。これだけ不思議なことがある世の中で、ここで立ち止まって、このはてな表現を使うことはないと言われればその通りなのですが・・・。この名詞をingの形に変えて形容詞にして
This manual has a couple of head-scratching directions.
このマニュアルにはとてもわかりにくい使用説明が2,3ある。
とはてな体験を表すこともできる。また、この形容詞をそのままの形で名詞にして、
Thanks to the new company rules, we’re doing a lot of head-scratching.
新しい社内規定のせいで、直訳:頭を掻くようなこと・和風役:首をかしげ(たくな)ることが沢山ある。
とも言えます。
英語圏で頭頂部を掻くことの意味が日本語圏で頭を掻くことのそれとは異なるというお話でした。