
from Instagram
make fun OF … FOR asking questions ABOUT …
ジョイイングリッシュアカデミーから、希望者が多く定員が増えたとの連絡がありました。
http://www.joyworld.com/blog/2021/09/post-7396.php
I’m going bananas! [go bananas: get very excited]
ものをこじ開ける「かなてこ・鉄梃」は鉄の棒の先端がカラスの嘴に似ていることからcrowbarの名がある。
その小型のものは
jimmyと呼ばれる。道具を人名の愛称で呼ぶ例で、前回は女性名、今回はJamesの愛称。
もと盗人用語! 皆さん、小型のものを隠し持っていたのでしょうか。それを人名にしておけば苦労ばせぬと納得。
重いものをジワジワと持ち上げる道具を日本ではジャッキというが、英語ではjackで、やはり男性名だが、愛称ではない、とは言い切れぬところ有り。それは:
いにしえからJackはJohnの愛称とされているから。JFKはジャック・ケネディとよく呼ばれたが、あのジャックが本名のジョンのニックネーム。(ジャックがジョンと呼ばれることも)。ミセスKはジャックリーンで、これは短くジャッキーとなり、二人揃えばジャック&ジャッキー。マザーグースでお馴染みの頭韻Jのカップル・ジャック&ジルが霞む頃があった。
道具名が先で、それを使った動詞(高める、引き上げる)が追ったというのが順当。
jimmyからも動詞「短いかなてこでこじ開ける」が生まれています。
Dollyは、DorothyやDolorethやDorisの愛称。ミュージカル映画タイトルは英風にハレウ、ドリー、米風にヘロウ、ダーリ、和風にハロー、ドーリー。Dollyにはgift of godという意味があるという。
小文字で始めれば人形dollに指小辞のyをつけた「お人形ちゃん」的呼び名に。
もうひとつ忘れてならないわけでもないけれど、この大デリバリー時代によく目にするものがこれ。
台車だ。手押し(引き)ハンドルのないものをdollyというが、このようにハンドル付きのものはplatform dolly、platform truck、pushcart dolly、flat dolly、push cartなど名が多々ある。
どうして女性の名がついたのか。Online Etymology によると:
From 1790 as “a child’s doll;” applied from 1792 to any contrivance fancied to resemble a dolly in some sense, especially “a small platform on rollers” (1901). Doesn’t look like one to me, either, but that’s what they say.
「お人形ちゃん」が、小さな台車の名にも使われ始めたという。産業革命時だ。この編者も、お人形には似ていないのでは、と言っている。
そういうえば、長年ラジオ講座を担当いただいたサウンドのプロ小林さんは、スタジオ機器のことを「この子」と呼び、効果音付けの際の楽しみでした。この呼び名は別の方も使っていたことがあり、なかなか良いなと感じ入っていましたが、次回は機器の英語名男性版を。
sea change 「目覚ましい・実に大きな変化・変貌」
この熟語の元はシェイクスピア最後の戯曲『テンペスト』『あらし』The Tempest1幕2場、難破して生き残ったミラノ大公に、海底に沈んだと思われるその父に関し、島の妖精がこう唄う場面。
Full fathom five thy father lies:
Of his bones are coral made:
Those are pearls that were his eyes:
Nothing of him that doth fade
But doth suffer a sea-change
Into something rich and strange.
荒訳:五尋の底に父君は横たわり/その骨はサンゴとなり/あの真珠はその目であった/父君は形を失いすべて/海がもたらす変化を通し/豊かで異なものになる。
これが19世紀後半に比喩的に使われ始めます。
Longman Onlineでは、a very big change in somethingという説明のあと、a sea change in … の形でよく使われるとあります。例えば、
The accident caused a sea change in public attitudes.(その事故は国民の意識に大きな変化をもたらした)
のように。
それから世紀は2度変わり、慣用句は生き延び今日に至り、ビジネス界で人気者となり小規模の変化にもよく使われれます。一方、七つの海には巨大コンテナ船がひしめき、プラスチック”島”があちこちに浮かび、洋上発電ウィンドファームが姿を見せ、海温は上昇を始め・・・。というわけで現在はsea changeという比喩表現が、比喩抜きでネガティブなsea changeに大きく変わりそうではないかと危惧する今日この頃。There might be a sea change happening in the meaning of the phrase “sea change.”
遠山は10月24日にオンライン講演をすることになっています。すでにお知らせしている内容は:
「文法はどこから始めると英会話にいいのか、発音はどこまでやればいいのか、一人でどこまでできるのか、といった英語の「どこ」に関する学び方や教え方のヒントと方法を提案します。最後は『見えるラジオ・英会話楽習』という”日本初のイベント”に是非ご参加ください。遠山顕」
ですが、こうした「どこまで、どこから」に思いを巡らすうち、「文法をあそこから学び始めていりゃあ」「発音のあの秘訣を知っていたなら」「独習時にどうしてああしなかったのだ」といった後悔の念禁じ得ず、これを公開して皆さんの航海に役立てていただければ、上から目線でない、より遠山風の講演になるかもという思いに至りました。
というわけで、講演タイトル「英会話ああSayこうSay」には、「英会話ああしなかった、こうしなかった」という悔し涙の数滴が滲むとお考えいただければ幸甚です。
親が中三の娘の宿題を手伝う時間がない。そこで娘は国の反対側にいる兄にメールを打ち、彼は仕事中に手を休めて手伝ってやった、という内容。この母/父親は最後に、この自分の仕事(My job here)は終わった・うまくいった(is done)と、子育てという仕事の面で自分が間違っていなかったことを感じている。
across the countryは、「全国に」兄がいるわけではないのであって、ここではacross town町の反対側に、across the street 道の向こうに、across the sea海の向こうに、のように位置を表す。彼(女)の息子は国の反対側に住んでいるという意味。
これを和訳して、それを英作して、覚えて声に出してみては?
He is the tallest boy. in my class.
最上級で表すものごとは一人かひとつか一個なのだぁと覚えた。
いくら伸び盛りとはいえ、tall, taller, tallest、short, shorter, shortestと慎重さを欠くよなレッスンを受けて学んだ最上級が、そのあとたとえば
She is one of the best American story writers.
と使われているのを見聞きして、「ぼかすな」「ハッキリ一人にしろ」とイライラし、苦々しく感じて何十世紀。
「なるほどね、事情や都合があるわけだ」と大人しく納得したのは20代で、以降一応気にならなくなって幾星霜。つい先日、星降る夜にテレビのリモコンでchannel surfing/hopping/zappingをしている最中に、こんな番組案内が画面に現れた。
調べれば、超最高級品を取り上げてワイワイという、私には全く興味のない番組内容だが、タイトルには目がいきました。こうやって聴取者を増やすわけですね。
ルイス・キャロルの小説でアリスがCuriouser and curiouser.、「不思議er、不思議er(語訳は筆者)」と言って読者を驚かせるのを思い出す。
そういえば、と言うのも野暮なほど、
He was my bestest friend.
That was my worstest experience in my life.
と言葉遊びをする者絶えず。これを見聞きし眉ひそめ、
He was my very best friend.
That was my worst experience ever in my life.
と言い換えるもよし。ただ、
A: I love her way more than you. I love her most.
B: I love her mostest.
A: I love her mostestest.
と遊びに拍車が掛かるのは見過ごすほかあるまいぞ。
というわけで、たとえば、
I’m my bestest friend.
と独りごちて、「ふふ悪くないかも」と感じる方もいるのでは?
「いやこんなこと言うべきではない」と思ってしまう方もいるかも。
これ、一つのa fork in the road(分かれ道)であり、このとき、
Take the fork.(分かれ道を行く)
という第3の選択もあります。世の中は広い。使わずとも、お茶目な視座も持っておいては。
Maybe this is the most unimportantest tip for English learners.
モンステラの中にカエルがいる。
There it is! A tiny little coqui!
3cmほどの小サイズながら、夜、大デシベルで鳴くのでなんとか見つけることができる。
「泰平の眠りを覚ますコキガエル たった数匹で夜も寝られず」。
泰平ではないにしても、熱唱中に恐縮ながらこちらにも事情があるわけで、この好機を逃さずbaking soda(重曹)で眠ってもらうことになります。
情報: The coqui is a small tree frog slightly larger than 2.5 cm (1 in) long, with colors varying from light yellow to dark brown. It has a round body shape and a broad rounded snout with obvious toe pads. They also make a distinctive “ko-kee” vocalization that can be easily heard. They are found on ground level and in trees and bushes, but their calls are primarily made from 1-2m (3-7 feet) high.
https://dlnr.hawaii.gov/hisc/info/invasive-species-profiles/coqui/