
The most friendly menu board in the world.
日本の店にも、頼むよ、もう、と頼む前に頼んでしまうほど面倒な表示があるから、英語圏はおろか世界のどこでも通用しそうなこの作品は私向きである。
My favorite of all time:

グローバルなる言葉は昔からよくわからない。
珈琲店でこの若者向けの元気なカードを見たときも
“You run your world, and I’ll run mine.”
でいい、と思った。
最近の僕の脳内にはTears for Fearsの
”Everybody Wants to Rule the World”
が流れている。
マーク・ノプラーの「戦友」Brothers in Armsのサビも流れ始めた。
There’s so many different worlds
So many different suns
And we have just one world
But we live in different ones
それがいいじゃないか。ひと畝のジャガイモ畑は僕のものだ。
HonokohauにあるHarbor House restaurantには、野菜炒めvegetable stir-fryがあり、20数年来、行くと必ず魚肉入りを頼む。あとは玄米brown rice、グリーンサラダgreen salad、マカロニサラダmacsalad、それにポテトフライFrench friesもあったかな、の中から2点選べる。着いた翌日、macsaladをまず頼む。
給食時代が終わってからはそれほどお目に掛からず、太平洋の真ん中あたりで再会したような記憶があるが、結構好きだ。You’ve got two.というサーバーの声にグリーンサラダを頼んだ。そうしたところ上の写真になった。
理由はI’ll have a green salad.と言ったのをサーバーが聞き違えて、このエイジャンはmacsaladマニアに違いないと踏んだのに相違ない。
別のサーバーがアイスティーを足しに来て、その旨を伝えると、すぐにWhat dressing?と質問が来たので、いつものItalian.と答える。まもなく深い緑のサラダが運ばれてきた。果たしてドレッシングはThousand Islandだった。私もあの二人も疲れていたのだろう。
個人的教訓: Speak loudly and clearly.
今、風と雨の夜。その数時間も前に弱い日差しの中で採れてラッキーでした。仕事部屋の窓の下の土は石だらけで、そこに畝を作り、種芋を植え、一度株間に肥料を置いて、あとは95パーセント放置しました。5パーセントはhilling(土寄せ)と一度水を軽く撒いた分。それでも収穫はゼロではなかった。ジャガイモはすごいなあ。非農地に作物を植えていいのか。もしだめなら家人の作ったポテサラに舌鼓を打った無法者となる。荒野のポテトサラダ。
しばらく前、隣の小さな女の子に、「なに作ってるの?」と訊かれたことがあった。
ついさきほどの雨間の夜の散歩中に、「作ってる」のではないと気が付いた。
ジャガイモが、こうして収穫にこぎ着け、どこかウキウキしている自分を作ってくれたと。
馬齢所に頑馬鈴を鳴らしてくれたpotato patch(お、ここにも頭韻)ありがとう!