あの島まで

飛べない仙人はモノレールを使って久しぶりに海に出る。

モノレール終点駅から島に向かってものの1分も行かぬうちにこの江ノ電の駅があり、ここからものの数分で小田急の同名駅があり、ただの海岸とは言うものの新田義貞を凌ぐ3方向より人々にぎにぎしく押し寄せて当方も往復5~6千歩はかたいと踏む。おお、海よ、サーファー諸氏よ、掻き曇った空よ。

海岸でめぼしい石や貝を拾い、通りの食堂は外のテーブルで昼飯を頼むもおびただしい驟雨。がラッキーにも大きな緑の布の傘下で雨など知らぬ仏のしらす丼。ここのが特別うまいと相方。食後と雨後が同時に来てこれもまたラッキーでした。

波を越えサーファー寄せる片瀬浜 

「降り出しそうな空」にはovercast(どんより暗い)がある。キャストが多すぎるというステージもあるが、その解釈はいかが。The sky is overcast.と伝えたり、見ながらIt’s overcast.と言えます。

またthreaten(脅す、脅迫する)もあり、次のように使われる(直訳付き)。

The skies are threatening.(空たちは脅しをかけている)
The weather is threatening.(この天気は脅迫している)

これらはthreatening to rain/snow/thunderという意味。広い空全体に言及するとき(特に詩的に)skyが複数になることあり。

フィクションの世界で耳目に触れるAre you threatening me?(私を脅しているのですか?)というドラマチックな表現あり。

今日も穏や観音

私は自費も少なくないが、観音は慈悲に満ち満ちており、その存在は性別を超えているという。英語だと、God of MercyかGoddess of Mercyか、どっちかにしてくれい!ということになるから、別の単語に救いを求めればDeity of Mercyだろうか。(deityは「神」「神格」。米:ディエティ 英:デェイエティ)

私は諸事情から、何とも大流行のOh my God!という感嘆フレーズは使わないようにしている。といって、Oh my Goddess!もOh my Deity!も言いにくいし、主張ばかりが目立つようで勿論遠慮するわけで、結局この形でスタートしてしまったときには、中途で昔ながらのスパゲッティ止めにしている。

それはともかく、毎日毎日色んな雲が、通りすがりに色んなことを言っては消えていくのだろうが、性別も煩悩も超えて慈悲を与えることを専業とされる観音さんは、今日も穏やかであるのは有り難い。

子供の書いたなぞなぞ

もう少し大人らしく整地すると:

What starts with a “w,” ends with a “t” and has four letters in it.

答えは?

2択:

1. What.

2. Right.

なぞなぞに?マークがないので、WHATという語の説明になっているのでRight.「そうです」と答え(応え)ればOKです。これも一種のRIDDLEでしょう。

ハーフもクォータも超え

3ヶ月半のリキ君の”国籍”を現在細かく追いかけているところですが今日までに24の国や地方が挙がりました。南アジアと両極を除き、ほぼ世界を巻き込んだ赤児です。これからの世界に向かい、1/2や1/4にとらわれずに(まずは)這い這いしていってもらいたいと希望します。(おもしろいものを着ていますね、リキさんは)

枯れて行く葉に囲まれて9月の9瓜君たち、頑張っています。