A Kind of Salad  

ポテトサラダが好きで、ジャガイモが目に止まると、茹でる、皮むく、潰すか一口大に切る、胡瓜に人参とマヨネーズで混ぜる行程が、走馬燈のように浮かんで消える。既製品を見ればいざ涎ぞ出でる。昨日は衝動で親子丼(シンピーマン入り)と共に作りぬ。紫蘇の実も散らし、明日葉をのせる。


 ただ今回は、ドイツ語でwortsalat、フランス語でsalade de mot、英語でword salad、直訳で「言葉サラダ」の話だ。
 米国のある政治家の発言が「言葉サラダ」と呼ばれ、ここ数年有名だ。長短のポリティカルな言葉が発せられるが、多くの場合うまくつながらず、センテンスが収束せず、言葉が混ざったままの意味不明。彼女はその代表選手のように言われるが、このサラダ職人は政治の世界で大変多い。
 これは元々患者の言語的症状を表した精神医学用語で、それがこのように(偶発的あるいは意図的に)答えをごまかしたり真意を隠したりするための言語的曖昧さや(linguistic ambiguity)や矛盾(linguistic contradiction)のトスサラダ状態を表すこともできる。
 使い方例:
  ①「概念、無冠詞、s無し」He is full of word salad. He never gives an honest and direct answer to an important question.
  ②「量の複数か概念の無冠詞」She speaks in word salads/salad all the time
  ③「可算」The boss often uses a word salad that doesn’t lead us anywhere.


人気の人形 A Doll in Demand

Baby Sharkが流行っているという.
愛が恐れを凌ぐがごとく。
だってこれがそれだから。

こんなものが、と歯ぎしりするメーカーがいるかもしれないが、例えばMorinaもファンで、恐れを越えて、しょっちゅう遊んでいるらしい。ま、彼女の自由なのですが(It’s her choice.)。
今のところ、ぼくに対してもそのようで、有り難し。

Mori, the Freedom Girl

Salting Shiso Seeds 紫蘇の実を漬ける

どうも漢字から見てシソはむらさき色の赤ジソが原種か。
語源説に「食中毒で死にかけた子供が紫色の薬草である赤紫蘇を食べたことで蘇ったことから」とある。
 子猫の額の庭に繁ったシソが終りを迎え、今年も実を塩に漬けることにする。
 緑や少々茶色になった実を指でしごき取る(squeeze the seeds off with fingers)。あとは数十秒ゆでて冷まし、水気を切り(pat them dry)塩を加えて完成。

ずいぶん多いなあ。

皆蓋をされて冷蔵庫入り。
2,3日冷やして寝かせという指示もあるが、待ちきれず食すると一丁前の味がする。
フー、紫蘇んじなかったぞ!
葉や茎が少々混じるも平気ノ平左御愛嬌ノ介。
英語はshiso plant/leaf/seedで、あるいは広くa herbでも。

リー・村山さんの試写会

池袋サンシャイン劇場以来お世話になっている俳優で武闘家のリー先生(リー・村山氏)が出演する映画Mysterious Pond(日本語、英語字幕付き)試写会に招待頂き、東京都写真美術館へ。London International Filmmakers Festivalにて監督賞を受賞。すべてワンテイクというこの映画は、緊張感、そして映像美に満ちた作品でした。ドイツのクドニ・グドナソン監督と日本人キャスト・スタッフのまさにコラボレーションで、日本古典音楽代表のような笙や琴の音、日本庭園代表のような茶室や池が、おや、これは、という新鮮な角度に気付く。プログラムに「喪失・癒し・自己発見の物語」とある。押しつけてくるものなく、染み入るような2時間経過。
 リーさん、過日の芝居で再会した元UPSの上野火山さんとのスリーショットを、大活躍のお弟子さん田中巴里絵さんが送ってくれました。
 会場のある恵比寿ガーデンプレイスは昔の近所で、娘を連れてよく行き、懐かしや。往路の目黒駅前タクシー乗り場横に昔よく使った電話ボックスがまだ並んでおり、これまた懐かし。

予告編(コピペで): https://auroraplus.com/highlight/archives/%E6%98%A0%E7%94%BB%E3%80%8Emysterious-pond%E3%80%8F%E3%81%AE%E5%88%9D%E4%BA%88%E5%91%8A%E7%B7%A8%E3%82%92%E5%85%AC%E9%96%8B/

日本最古の物語がノベルティ。神々の名の訳を見てその苦労を偲ぶ。

Kirk Posthumously Awarded Medal of Freedom

President Trump posthumously awards Charlie Kirk the Presidential Medal of Freedom.

全国の多くの大学キャンパスで学生とディベートを行い、選挙戦に大きな変化をもたらしたとされるチャーリー・カークが9月10日に暗殺され、死後にトランプ大統領から残された夫人に自由勲章が手渡された。

「死後に」posthumouslyは「ポスチュマスリィ」のように発音。

Charlie Kirk, who was considered to have changed the course of the election through debates with students on many university campuses nationwide, was assassinated on September 10 and posthumously, President Trump handed the Medal of Freedom to his bereaved wife.

蓼食う虫について

前項で取り上げた「十人十色」「蓼喰う虫も好き好き」の英語版は

 Each to their own. 
 To each their own.

と、英版と米版があり、通常ぼくは2番目を使っていますが、英版が出ました。それぞれの意味合いは例えば

 Each to their own. ⇒ Each (person is entitled) to their own (choice/opinion).
 To each their own. ⇒ To each (person is allowed) their own (choice/opinion).

となるでしょう。

なお、each をtheirで受けるのは、いちいちhis or herと言うより楽なためで、単数のthey、singular theyと呼ばれる話し方ですね。
それと、これらの英語版は長さからみて「十人十色」と呼応しそう。
より尺のある「蓼食う・・・」は、There’s no accounting for taste.に近そう。

Hold It!

ストップー!とか、ちょっと待って! と進行中のものごとを一旦停止する号令がHold it!だ。ぼくのハサミの持ち方は普通これで、逆に持つと脳内に、ちょっと待て!の声がして持ち代えることが多い。

理由は単純。親指が育ち過ぎたのか、小さい指穴に親指を入れると外すときに引っ掛かるからだ。
力を入れることが多いキッチンやガーデニングで使うハサミは、そのあたりを心得てか、shearsの形をしている。

人生蓼喰う虫も何とやらEach to their (his/her) own.であり、この手の持ち方にHold it!を掛けるのはいかがなものか。

かけことばをするつもりはなかったのでもなかったのだが、ハサミを握れ!はHold them!となるので悪しからず。


ホトトギス咲く

雨後、花ホトトギス来る。同名の鳥の胸にある斑模様に当てて名が付いたという。
「特許許可局」と鳴くというオノマトペを子供の頃に教わったことがある。

鳥のその鳴き声を実際に聞きわけたのは近年散歩中のこと。加齢につれて知らないことも加算山積の中、少々自慢だ。

本題の花の英語名はtoad lily、hairy toad lily、直訳すれば蟇百合、毛蟇百合と美しさが翳る。
日本産でもあるようだから、いっそ「フタータギs」と洒落るか和名のままが良いと思う。


鳥を始め、 子規 正岡