頭韻矢の如し READ THE ROOM

この「空気を読む」ことを表す表現のTHE ROOMは「その状況・その場」。動詞READは日本語表現と同じだ。Power Thesaurusでは次のような言い換え表現を挙げていて「空気」に似たものも見受けられる。

  1. gauge the mood.
  2. perceive the vibe.
  3. sense the atmosphere.
  4. understand the energy.
  5. apprehend the collective sentiment.
  6. assess the environment.
  7. capture the prevailing mood.
  8. comprehend the nonverbal signals.

READ THE ROOMの口語としての簡潔さが感じられる。

部屋兵家をもうひとつ。「部屋に最後までいた人」は、反対意見もある中、最後までとどまって主張をあと押した人物を指す。

 Jay was THE LAST PERSON IN THE ROOM.

また、すぐそこにあるのに誰も触れない語らない重大な問題のことを「部屋にいる象」に喩えたのが、

 The issue is an ELEPHANT IN THE (LIVING) ROOM.

このangels in the living roomはイディオムではないが元気のようだ。

ホトトギスシーズン

好きな花のひとつ、ホトトギスは2ヶ月前くらいからチラホラ咲いていたのだが、秋になって本気になってきた。ただ、咲きたいときに咲きますという姿勢は立派だ。
 漢字は「杜鵑草」。鳥のホトトギスの胸にある模様に当てた命名という。そんなに似ているのかなと。油染みとの連想で「油点草」という別名もある。


 「杜鵑草」の「杜鵑」は日本語の意味としてホトトギス(鳥)を表す。
 この花の中国語名は「小杜鵑」だが、「杜鵑」はカッコーを指し、「小杜鵑」といえば「小型のカッコー」という意味だ。
  カッコーが 海を渡れば ホトトギス
  杜鵑も 郭公も同じ 格好なり
 英語名はというと、lesser cuckooで、文字通り「小カッコー」である。
 この「lesser 何々」という名付け方はベストなのだろうが、劣っているような、重要ではないような気がして、しっくり来ない。


 

『きょうだい学』の向井さんを囲んで

20世紀80年代の生徒さんだった向井忠義さんからは、アフタークラスで大変多くのことを学ばせて頂いた。 NHK番組『おかあさんといっしょ』の体操のお兄さん(4代目)を務めた向井さんが、主宰される体操クラブに通うお子さんたちのbirth orderによって生じる性格の違いを伺う時間は楽しく、「さあ、きょうだい学だ!」と皆が集まった。私のクラスでなく、そのあとのグラス越しの話を目当てにする生徒さんもいたかもである。
  その向井さんがこの度『きょうだい学』を上梓された! 再び出会いの場を作って頂いたModel Language Studio主宰の太田雅一・クローディア夫妻と共に、良い時間を持つことができた。「育てる」という意味を見直せる本であり、かつて子どもであった自身を眺めることもできる。御本多謝。(左からマサさん、向井さん、moi、クローディアさん)

FIFTY-EIGHT YEARS

Fifty-eight years ago, in 1966
He got incarcerated at 30 years old.
They owned words and they owned sticks.
He owned no defense, nor any gold.
They ever since have changed handsー
Some got promoted, some retired.
He could not retire, make any plans,
Just sat in bloody wear they’d acquired.
Today he got released at 88
For they can lie no more.
But the fifty-eighth year just came too late.
His eyes watch the floor, not the door.

Rebus Stops

大船ー江ノ島間を走る湘南モノレールは懸垂型としては世界最長だという。
さて先日、始発の大船駅の赤い駅名票がrebus(判じ絵)付きであることに気が付いた。

なるほど。小生のような人物を楽しませようとしたものか? ここから「富士見町」、「湘南町屋」と続く残り7駅にもリーバスが施してあるのだろうか? 湘南は? 町屋は抹茶? そんなこと大人はしないだろう? 様々な疑問符を携えてしばらく探検してみよう。

REUNION

前世紀80年代半ばに奈良橋陽子演出のロックミュージカルMONKEYでご一緒した、総合武術自然塾 主宰塾長・武道家・殺陣師・俳優・歌手のリー村山先生、愛弟子・師範代の田中巴里絵さん(自撮り師!)、当時劇団アップスの上野火山さん、越前広一さんと私。many-sidedな話ができて楽しく過ごしました。

Screenshot

サンシャイン劇場での3週間公演、楽しかった。