The Baby of the Yearに一票を!

You probably didn’t know my grandchild, Morina Pino, is in the running for Baby of the Year! She’s actually in 4th place right now. If you’d like to cheer her on, just click the link below and vote one for her!
If you have the time, you can vote on a daily basis as well!!

孫のMorina Pino が「今年の赤ちゃん」に立候補したことはご存知ないと思います。モリナは現在第4位にいます。応援する!という方は下をクリックし、清き1票を! お時間が許せば、毎日投票することもできますよ!!

babyoftheyear.org/2025/morina-ae5a





滑りやすい坂2

大岡山には坂がある。英語で岡はhill、坂はslopeとされる。規模的に、幅広い傾斜をhill、幅狭いものをslopeと呼ぶ。最近のヒット映画で、センスの良さ抜群の偉大なる娯楽作品『侍タイムスリッパー』には、「心配無用ノ介」なる時代劇のヒーローが出て来るが、そこから無理に想起されるのが「心臓破りヶ丘」だ。マラソンや自転車レースで参加者を待つ例の難関で、the heartbreak hill(slopeではなく)と呼ばれる。直訳が美事だが、heartbreakは「何かを失ったり敗北を喫したりして悲しみで胸が張り裂ける」イメージで、「悲痛ヶ丘(岡よりよいかも)」に近いかもしれない。(「ホテル悲痛館」はエルビスが止まりにいったホテルだ。)
  hillよりslopeは小規模だ。
  ラフカディオ・ハーンのMujinaには東京赤坂通りの「紀伊国坂」なる坂が登場する。ここで卵顔お化けの超常現象が起こるのだが、語り手(ハーンらしい)は、…which means the Slope of the Province of Kii. I do not know why it is called the Slope of the Province of Kii.と解説している。
  ハーンは、日本的物語を外国人読者に紹介するにあたり、「なぜ紀伊の国の坂と呼ばれているのか私にはわからない」と、余計な注釈をはしょって本題にすぐ行く(cut to the chase)ので失礼! で済ませることができるのだろう。ただ、日本人の語り手(私なども含めて)は、ここで立ち止まる方もいるだろうし、滑って転んで立ち直れない方もいるだろう。ハーン氏になったつもりで語ればそれでいいのかもしれないが(アクセントを付けたりして!?)、ただどう考えても日本人が「意味がわかんない」と言うのはいかがなものか。
  そこでこの部分をカットして進む方もいるのではないだろうか(実際一名存知上げている)。
  そういうぼくも転びそうになって立ち止まった。どうしようかなと思案したのだが、あ、これは語り手が狢(むじな)なのだ、えへへ、短い怪談の中で、the Slope of the Province of Kiiという長いフレーズを繰り返すような、学のなさそうな狢(失礼、狢)が語って遊んでおるのじゃ、という胸張り切るよな名案を思いつき、今日に至っている。
  

カナダ式タキシードの季節

Canadian tuxedoはファッション用語で、トップがジーンズ(jeans OR denim)のジャケットかシャツ、ボトムがジーパンの出で立ち。女性は下がスカート、あるいはデニムのドレスも可。

100万枚のセールス記録を誇る「ホワイトクリスマス」で一世・二世・三世と風靡し続ける歌手ビング・クロスビーが、カナダのホテルに上下のジーンズで入り、話題となったのが切っ掛けとか。
ファッションエチケットに反するといわれるが、なんのその、旅の恥はが旅の始まりになったのだ。
発音: クロスピーは英語では「クロZビ」となる。

1951

ジーンズをよくはくので、今年はカナディアンタキシードで正装して秋を歩こうかと思ったり。

the 21st century

うーむ、このdouble denim fashionだが、ペアになると、なんだかa little too muchという感じもあるが・・・。

頭韻矢のごとし /d/3連: do due diligence

due diligenceは「契約や承認をする前に行うしかるべき調査・分析・評価」という意味。

それを行うことを、/d/音3連頭韻で、do due diligenceという。

主に政治やビジネスの分野でよく使われるフレーズ。

  They didn’t do due diligence on such a huge loan.
  彼らはそのような巨額の貸し付けに関し、調査分析評価を怠った。

dueの発音は、英国語では「デュー」である一方、米語では通常「ドゥー」となるので、3連の場合には「ドゥードゥーディリジェns」のように聞こえる。
税処理なども明るく♪ドゥードゥーディリディリ♪?!でよろしくである。