
20/20は「視力正常」。明るくノーマルな年になると思ったのでしたが。
I have a 20/20 vision.
My vision is 20/20.
「弾よりも速く、力は機関車よりも強く、高いビルディングもひとっ跳び! 鳥だ! 飛行機だ!」と来たところで、それって?と尋ねる方と、あれだ! と言う人に分かれるのが、オリジナルTVシリーズ『スーパーマン』の長いイントロのスタート部だ。それをvisual pun(視覚的語呂合わせ)にしてみせたのが次の作品。解説に、このジョークは50歳以下の人にはわからないだろうし、知っている人には保証付きのdud(駄作)だけれど、実に私は笑ってしまった、「ま、大事なのはまさにそれ(笑うこと)なので」とある。最後のコマで、このポジティブ表現をチェックしましょう。




But I laughed, which is all that matters.とカンマを配したほうがよい。
That’s all that matters.と単独でもよく使われる。
As long as they’re happy. That’s all that matters. (彼らが幸せな限り、それで十分だ)
Are you for or against what’s going on? That’s all that matters.(現状に賛成なのか反対なのか。そこなんだ、大事なのは)
ちなみに、懐かしき『超人』のイントロダクションです。
カレーを久しぶりに作った。前回のはあまりよくなくて、冷蔵庫に保存したものにサヨナラをしてしまった悲しき思ひ出があるから、自分に向かって「まずいと承知せんぞ」という警告を込めた気持ちがあった。英語なら、
This had better be good.
通常、自分以外に使うことが多いが、一人の場合にも、こうして自分に向けて呟くことができる。ウスターソースWorcestershire sauce(発音:「ウスタシャソース」あるいは短く「ウスタソース」)が好きで、今回これをやや多めに入れた。さてその結果は?
It’s better than good!
「わたしゃウスタシャ!」である。

太古に職場近くの駅ガード下にあるカレー店が生卵を割って落としてくれて以来、ひとつの癖になっている。自製のポテトサラダに自製の紫蘇の実漬け、それに猫の額から明日葉のお浸し。玄米少々を覆うカレーには紫蘇の実てんこ盛りだ。馬鈴薯が少々多すぎたのは加齢っ薯であろうか・・・(笑)
この表現、例えば新政権に対して、It had better be good.と使うこともできる。道具は使ってナンボである。
ポテトサラダが好きで、ジャガイモが目に止まると、茹でる、皮むく、潰すか一口大に切る、胡瓜に人参とマヨネーズで混ぜる行程が、走馬燈のように浮かんで消える。既製品を見ればいざ涎ぞ出でる。昨日は衝動で親子丼(シンピーマン入り)と共に作りぬ。紫蘇の実も散らし、明日葉をのせる。

ただ今回は、ドイツ語でwortsalat、フランス語でsalade de mot、英語でword salad、直訳で「言葉サラダ」の話だ。
米国のある政治家の発言が「言葉サラダ」と呼ばれ、ここ数年有名だ。長短のポリティカルな言葉が発せられるが、多くの場合うまくつながらず、センテンスが収束せず、言葉が混ざったままの意味不明。彼女はその代表選手のように言われるが、このサラダ職人は政治の世界で大変多い。
これは元々患者の言語的症状を表した精神医学用語で、それがこのように(偶発的あるいは意図的に)答えをごまかしたり真意を隠したりするための言語的曖昧さや(linguistic ambiguity)や矛盾(linguistic contradiction)のトスサラダ状態を表すこともできる。
使い方例:
①「概念、無冠詞、s無し」He is full of word salad. He never gives an honest and direct answer to an important question.
②「量の複数か概念の無冠詞」She speaks in word salads/salad all the time
③「可算」The boss often uses a word salad that doesn’t lead us anywhere.
どうも漢字から見てシソはむらさき色の赤ジソが原種か。
語源説に「食中毒で死にかけた子供が紫色の薬草である赤紫蘇を食べたことで蘇ったことから」とある。
子猫の額の庭に繁ったシソが終りを迎え、今年も実を塩に漬けることにする。
緑や少々茶色になった実を指でしごき取る(squeeze the seeds off with fingers)。あとは数十秒ゆでて冷まし、水気を切り(pat them dry)塩を加えて完成。
ずいぶん多いなあ。

皆蓋をされて冷蔵庫入り。
2,3日冷やして寝かせという指示もあるが、待ちきれず食すると一丁前の味がする。
フー、紫蘇んじなかったぞ!
葉や茎が少々混じるも平気ノ平左御愛嬌ノ介。
英語はshiso plant/leaf/seedで、あるいは広くa herbでも。
池袋サンシャイン劇場以来お世話になっている俳優で武闘家のリー先生(リー・村山氏)が出演する映画Mysterious Pond(日本語、英語字幕付き)試写会に招待頂き、東京都写真美術館へ。London International Filmmakers Festivalにて監督賞を受賞。すべてワンテイクというこの映画は、緊張感、そして映像美に満ちた作品でした。ドイツのクドニ・グドナソン監督と日本人キャスト・スタッフのまさにコラボレーションで、日本古典音楽代表のような笙や琴の音、日本庭園代表のような茶室や池が、おや、これは、という新鮮な角度に気付く。プログラムに「喪失・癒し・自己発見の物語」とある。押しつけてくるものなく、染み入るような2時間経過。
リーさん、過日の芝居で再会した元UPSの上野火山さんとのスリーショットを、大活躍のお弟子さん田中巴里絵さんが送ってくれました。
会場のある恵比寿ガーデンプレイスは昔の近所で、娘を連れてよく行き、懐かしや。往路の目黒駅前タクシー乗り場横に昔よく使った電話ボックスがまだ並んでおり、これまた懐かし。
予告編(コピペで): https://auroraplus.com/highlight/archives/%E6%98%A0%E7%94%BB%E3%80%8Emysterious-pond%E3%80%8F%E3%81%AE%E5%88%9D%E4%BA%88%E5%91%8A%E7%B7%A8%E3%82%92%E5%85%AC%E9%96%8B/



日本最古の物語がノベルティ。神々の名の訳を見てその苦労を偲ぶ。

President Trump posthumously awards Charlie Kirk the Presidential Medal of Freedom.
全国の多くの大学キャンパスで学生とディベートを行い、選挙戦に大きな変化をもたらしたとされるチャーリー・カークが9月10日に暗殺され、死後にトランプ大統領から残された夫人に自由勲章が手渡された。
「死後に」posthumouslyは「ポスチュマスリィ」のように発音。
Charlie Kirk, who was considered to have changed the course of the election through debates with students on many university campuses nationwide, was assassinated on September 10 and posthumously, President Trump handed the Medal of Freedom to his bereaved wife.