Gifts from the Magi 賢者からの贈り物

ホームステイの朝、寝室のドアがゆっくり開くと二人の小さな博士がやって来て無言で贈り物を差し出すので有り難く頂戴する。今朝も。

タイトルはお馴染みオー・ヘンリーの「賢者の贈り物」The Gifts of the Magiのofを換えたもの。
 ペルシャ語語源の「マギ」は魔術師、占星術師、博士の意味。おそらく手品師マギー・シローさんの苗字にもなっている。
 英語読みは「メイジャイ」で、別読み「マジャイ」よりメジャーだ。
 マタイ伝の「東方三賢者」the three wise men of the Eastは、大文字始まりでthe Magiとも表記される。

3歳にしてdifficultを使わず

ホームステイ先の食卓には子供の語彙増強の絵本が置いてある。

3歳半のRiki君が1冊を開いてパパに説明を受けていた。Riki君のパパ・ミゲルは、一人間に対するように話す。

これらの本はみんな何度も見ているのだろうが、ここはちょっと難しいのではないだろうかと思ったとき、リキ君から、
   This is getting a little tricky.
という発言があった。「これはちょっとトリッキーになってきた」。

 パパの語彙から得たに違いない。
 difficultという、「困った、難しい、出来そうにない」といった自己否定調の単語でなく、not easy という、やはりネガティブ感の残るフレーズでもなく、「ひっかかりそう、気を付けないと、厄介、油断できない」といったゲーム感覚すらある、響きも軽いtricky を使う。
 これを3.5歳で確保とは、太古に18歳で英会話を始めたとき、この言い回しを知らなかった人間の感想はと問われれば、Wow2 である。
 口語は人間を明るくするのではないか、という仮説が立ちそうだ。

戻ったらまず海へ行こう?

事情で今回は滞在期間が倍になり、月末まで1ヶ月の”ホームステイ”となった。
ロサンゼルス郡は特に heat dome という現象が起こりやすく、現在最高気温が30度台前半まで達する日が多い。
 ここカラバサスもその例にもれず、
   Calabasas is now in a heat dome.
最高気温が摂氏なら、
   Highs are in the low 30s.
華氏なら
   Highs are in the low 90s.
そして華氏だと100度が切りの良い大台になるので、「越え」のtopを使い、
   Temperatures are topping 100 degrees in some locations/areas.
となる。
 このまま夏かな。マリブー海岸が近くにあるが、みな私有地風で遺憾。
 江ノ島の写真でも見て懐かしむべし。

Flip-flops standing on their own two feet on Katase Beach