ケチャップは、CATSUP、KETCHUPのように表記される。
米国ではパンデミック下でテイクアウトが激増しており、ケチャップのミニパックketchup packetが品不足。何しろ、”ケチャップ人口”が

という。328ミリオン中300ミリオンがケチャップ”ユーザー”だということは、口の周囲が赤い乳幼児もいるのだろうか。”RED” ALERTとあるように深刻のようだ。
ところで、ケチャップのスペルにはもうひとつ、CATCHUPがある。これとcatch-up(巻き返すこと・追い上げること・追いつくこと)という競争を表す名詞を使った語呂合わせがメディアを賑わすのは予想通りの展開だ。
上の番組では、アナウンサーが、ケチャップメーカー同士(They)が、
They are playing catch(一拍)up.
と伝えていた。play catch-upは「巻き返しを図る」とか「追いつこうとする」いう意味になる。
ウォールストリートジャーナル紙では
The New Shortage: Ketchup Can’t Catch Up
と、「(需要に)追いつけない」という意味の動詞でそこまで!?というレベルの言語遊戯をヘッドラインに当てている。
eBayにも出品されているという。そうやって儲ketchupとは、と思わず嘆息。