観音さま

昨日、12日前に事故で入院した姉に面会。病院の規定でやっと会えた。思ったより遙かに元気で安心。言語面で心配するも杞憂か。「駄洒落は出ましたか?」と師匠に尋ねるのもなんであったが尋ねると「うーん、どうかしら」と明るい、のが何より。旦那さんは「自炊。昔を思い出しながら」。奥さんは休息。新パターンから何かが生まれそう。百度はおろか十度も踏んでいないが観音さまは可能さま。

                       Mona Toyama

Knock, knock. Who’s there? Kannon. Kannon who? Ka-NNON, baby!
失礼。

マウイ 負けるな

マウイ 守れ

7月にコナに行きました。隣の島のコーヒーがコナブランドよりぐんと安く、初めてのことも手伝って、一袋手に入れました。8月になって袋を開ければ、酸味が少なく残念なものの、癖のない苦み走った(多く入れる癖があるので)良い味で、気に入ったと思った頃の惨事でした。島の内外から市民が救援物資をボートで届け、それが手渡されているのみという状況のようで、歯がゆく思っています。あの独特のラハイナの町は戻らないかもしれないけれど、買い占めの波を越え、負けるな、守れと祈ります。ハリケーンのみでなく、台風で被害に遭われた方々にも、思いは同じです。

このファイトはどうなる?

な、何と、X(元ツイッター)のイーロン・マスクと、Meta(フェースブック+インスタグラム)のマーク・ザッカーバーグがケージで闘うことになった。freedom of speechやAIの安全性などについて激論を交わしている二人だが、プロのcage fighterではない両氏がファイトに至る経緯はWikipedia(にまで載っている)に詳しいので興味のある方はこちらへ。急にそれも大きく変貌しつつあるUSAで、52歳と39歳の戦いから何が飛び出すのか、プロレスは力道山以来、ボクシングはモハメッド・アリ以来見ていない僕も、この格闘技戦は興味津々だ。https://en.wikipedia.org/wiki/Elon_Musk_vs._Mark_Zuckerberg

この人物は落葉と格闘しているようだ。

Eat Whatever You Like!!!??? 

何でも好きなものを食べましょうという掛け声の、ユーモラスな健康の勧め。原文ではdiedですが、ややソフトにpassedにしました。passed awayより短く、かつdieからの距離が多めだからです。通り過ぎたり、試験に受かったりする意味と違うのは文脈でチェックできます。最後のウサギと亀のところは古代ギリシャを思わせます。

Eat whatever you like because…

  • the inventor of the treadmill passed at the age of 54.
  • the inventor of gymnastics passed at age 57.
  • the world bodybuilding champion passed at age 41.
  • the best footballer in the world, Maradona, passed at 60.

And then …

  • the KFC inventor passed at 94.
  • the inventor of Nutella passed at 88.
  • the inventor of Hennessy passed at 98.

How did doctors come to the conclusion that exercise prolongs life, when…

  • the rabbit is always jumping but it lives for around 2 years, and
  • the turtle that doesn’t exercise at all lives over 200 years?

So, rest, chill, eat, drink, and enjoy life!

注: あ、パンに(はい皆さん)。

川畑さんの記事

川畑泰さんはジャパンタイムズ論説委員長を長く務められ、現在フリーランスライターとして活躍されています。大学で同じ科に在籍した縁で、時々メールのやり取りをしています。『いつでも』ポッドキャストのコメントまで送っていただく有り難き存在です。
 川畑さんは、長引くウクライナ戦争を取りあえず停戦へという意図の日本人グループの要望書をまとめられ、日本や海外の新聞に発表。その一紙でこれも長引く紛争地域の新聞パレスチナクロニクルに掲載された記事をご覧ください。1週間ほどトップで読まれたとのことです。
 気候変動、パンデミック、長引く戦争、というダークな要素に満ちた現代世界では、「うち勝つ」が合い言葉になりがちですが、死者が出るのを取りあえずストップするのは実にまっとうな方策と感じ、許可を得て紹介します。米国の批評家ノーム・チョムスキー氏からのコメントも含まれています。

<https://www.palestinechronicle.com/ceasefire-now-japanese-group-call-on-g7-leaders-to-opt-for-negotiations-not-escalation-in-ukraine/>

– Tai Kawabata has been working as a freelance writer since the beginning of 2020 after working for The Japan Times from 1971 to 2019 (chief editorial writer 2005-2013). He contributed this article to The Palestine Chronicle.

カードは言葉遊びの世界だ

以前に紹介済みかもしれませんが、誕生日に関するジョークで面白いものが:

Birthdays are good for your health. Studies have shown that people who have more birthdays live longer. (誕生日は健康に良いです。研究によると誕生日が多い人ほど長生きだとのこと)

あはは。馬齢を重ねる者へのコンプリメントだが、また重ねてしもた。連れ合いからカードをもらい、またあははだった。英語のカードはそこそこのユーモア作品の宝庫だ。獅子座の僕がもらったのが。

「あなた、いくつですって?」「嘘でしょう」「HB!」

表紙がライオンで、開くとキリンが上のように祝ってくれる。lionとlyingが掛けてありますが、それは春号で僕がやっています。とにかくそこそこです。

随分早口だったあの頃!?

北国の帝王・浦島久大王から、大昔の番組「百万人の英語」の音声を発見しました!というメールと共に、そのサイトのURLが贈られてきました。随分長く生きてしまいましたが、80年代はなんとも早口だったのです。そういうキャラクター作りが面白かったのかもしれませんが。(回転がやや速いかも)

とにかく、怖い物聞きたさで・・・という方は

 https://www.youtube.com/watch?v=PC8QqtygjGY

へ。野村(奈良橋)陽子、中村秀和(グラマーマン)の両氏と共演しています。浦島さん、ありがとう。懐かし。And last but not least, Masaさん、ありがとう。(スクリプトはしっかり本誌に掲載されていたと思います)

母子

「ほら、もっと上にもいるわよ」「うん」というやり取りを通り過ぎ様に聞き、脳内和英言語遊戯豆電球が点灯。説明をして撮影許可を求めたところ、不審に思われたようだ。が、顔無しポーズなら問題ないとのことで、撮った画像を見せたところ、「ええ」と静かな「うん」をいただく。三人目の方は寝ていたようだ。題して「早朝セミナー」。Have a nice day!

脅しているのですか?

Are you threatening me?(それは脅しですか?)は、ドラマチックな場面に出て来る英語です(使ったことはない)が、雲も脅しにかかることがあり、これは先ほど辻堂のモールを出たとたんに広がったthreateningな空。

The sky is threatening.
It’s threatening.
It’s threatening to rain.

「これはひと雨・ひと荒れ来そうだ」、「降り出し・泣き出しそうな空だ」と言いたいときに。

雨中を走って帰って勉強部屋の窓下をチェックすると、元ポテトパッチをパンプキンパッチにせんとばかり伸び続けるカボチャ蔓の葉っぱたちが雨を受けて元気そう。シンデレラの馬車は狭すぎて入らないが、こんなところで実は生るのかな。

Start fruiting!と怒鳴りつければ、Are you threatening me, mister?などと返してこないのが野菜の立派なところ。

7月に見た

滅多に映画館へ行かなくなった。「多」が「滅」したのである、まさに。ただ滞在中にRegal Cinamaで3本も見てしまった。皆、立派なものだった。

1 Sound of Freedom
チャイルドトラフィッキングがテーマの問題作とされているが、謎解き、スリラー、活劇など、多くのアングルから見ても秀作。主人公が数度流す一滴の涙の輝きと重さ(?出鱈目タフォー)が見事。米国のみ公開,。ポスター撤去、上映館制限というハンディを越え、第一週でハリソンやトムをアッと言わせる興行成績となり進撃中だ。

2 Oppenheimer
マンハッタンプロジェクト指導者がかもし出す、存在の耐えられぬほどの曖昧さと多義性。その量子力学者が辿りつく曖昧のあの字もない実験の成功と、そこに見える監督の立ち位置に、客席は静まり返った。

3 Indiana Jones and the Dial of Destiny
60年代、年を重ねたジョーンズはまだ学校で教えていた。蛇嫌いも治っていない生涯現役。何だか辛そうだが、急に何十年も若返ってドンパチとなる。CGIだけでなく声も若く出来なかったのかな。予算かな。ピーター・ジャクソンのKing Kongでも、クライマックス、厳寒のNYCでは、屋外、厚着の人間やコングの吐く息の一筋も白くなかったな。元に戻ったジョーンズを見るのは辛かったが、最後のまとめの場面があってホッとした次第。お疲れ様。

劇場には今年もスタジオジブリフェストのお知らせ

Inevitably Ghibli