西沢杏子さんの童話 固まってしまった日本語をほぐす

詩人・虫博士・草花博士・作家の西沢さんから近刊の童話を頂きました。

童に話すから童話。童になったような気にさせる話だから童話。

快い音やリズムを感じながら物語を追い始めると、じきに誰かに読んで聞かせたくなる本です。

これでけっこう最後に感動したりして、と思っていると最後に感動します。

北鎌倉円覚寺の茶店で見たことがある「たらよう」という葉の使い方も楽し。左脳に偏っちまった悲しみの日本語をほぐしていくのによろしいです。

★改訂版★ この英語犬定ジョークのこころは?

🚴ON A BICYCLEがどこにかかっていくのかというのが大豆の練り物です・・・

Just for Jokesより 

PUNCH LINEのこころ: 

   飼い主:君が自転車に乗っている人間たちを追いかけてると隣の人に言われたけど。

これを犬は「君が自転車に乗って人間たちを追いかけてると隣の人に言われたけど」とひねって解釈し

   犬:それは嘘ですよ。私は自転車すら持っておりませんので。

と答えたと解釈して、飼い主の追求をdeadpan(無表情)で逃れます。

1)you are chasing PEOPLE ON A BICYCLE

2)you are CHASING people ON A BICYCLE

と解釈したわけで、皆さん、わずかな言い方の違いを声に出して感じてみては。(^_^)

Q&Aコーナーの新設☺

ムック『遠山顕のいつでも!英会話入門・春号』の内容に関する質問がちらほらと来ており、取りあえずQ&Aコーナーを新設しました。

お名前は問いません。すべて無記名で発表。質問はこちらで選び、不定期に回答します。気軽にお尋ねください。QとA、そしてQフォームはブログ左側にあります。

あ、ライン! 星が直列するようです

月をリーダーに、土星、火星、金星、木星がアヒルの行進のように並ぶとか(下の記事の中にあります)。日本では4月23日以降の明け方、南東から東あたりの空。6月には土星が加勢するとのこと。

宇宙へ行った気にさせる映画の私的ダントツ『2001年・宇宙の旅』(1969)では、こうした太陽系の惑星が並ぶごとに、あの『ツァラトゥストラは如く語りき』Also Sprach Zarathustraが鳴り響いたと記憶・・・と確言するのはやや気後れがしますが。(エルビスが自己の登場音楽にこれを使い始めたのはそのすぐあとの70年代でしたから『2001』の影響があったように思います。)

参考として

  4 planets and the moon are about to line up in the sky

という見出しの記事をチェックされては。

https://www.livescience.com/four-planet-moon-alignment

The moon, Venus and Jupiter in the night sky, seen from Iriomote Island, Japan

The moon, Venus and Jupiter in the night sky, seen from Iriomote Island, Japan (Image credit: Renata Barbarino via Shutterstock)

  line up:列に並ぶ・入る、一列に並ぶ、行列する 「ライナp」

  in alignment:一直線になって 「イヌライムンt」

  align:一直線になる 「ウライn」

これからしばらくはAlso Sprach Zarathustraが

  It keeps playing in my head.

となるでしょう。