今日のジョン・ウェイン

彼の『駅馬車』を見たのは60年代だったようだ。ジョン・フォードの作品は、空気やほこりを感じさせる凄さがあり、リドリー・スコットのそれと似ている。夜のシーンでは主人公たちと一緒にモニュメントバレーの冷たい空気を呼吸するような感覚を覚えている。

下積みの末にこの映画でスターとなったウェインのことば。 I suppose my best attribute, if you want to call it that, is sincerity. I can sell sincerity because that’s the way I am. という自信。

また、 Nobody should come to the movies unless he believes in heroes.という更なる自信(とnobodyをtheyやhe or sheで受けないmachismo) 。

そして、 When you come to see a picture of mine, I want you to know that I’m not going to do anything that will make you uncomfortable. I want you to know that you won’t be disappointed in me.という大自信。

『駅馬車』でブレークしたウェインは匿名的でかっこよく、罪を着せられ刑務所へ送られ脱獄したアウトローとして描かれていて、どこか高倉健のような強さと静けさを持つ存在だった。ただ健さんはその後も匿名性や静謐さを持ち続けたのに対し、ウェインは 英雄へと向かう波に乗りアジア大陸まで進みジンギスカンまで演じてしまう。

ただ、 Talk low, talk slow and don’t say too much.という彼のモットーは健さんと共通するところがある。

とまれ、NRAの宣伝マンのようなカットアウトにsurf shortsを着せたWorld Coreサーフショップのユーモアに再度Hats off!

avocado show you something.

噴火の影響でご無沙汰していた英語島に来た。溶岩はもとより噴煙まで無くなりそのせいかどうかは別として普段成績がよくなかったavocadoesが大きく元気。avocadosより一文字増やして綴って多謝。

豊作といえば野生のニワトリwild chickens とイノシシwild boarsが多くなり、前者についてはこれまで追いかけて網で1羽、ケージを使って捕まえてこれも1羽を捕獲。動物愛護協会humane societyに引き取ってもらう。後者は出たとこ勝負(負けは必至)。何度もいらっしゃればwild boar hunterに頼み大きなケージで捕まえる。このケージさんにはお世話になりたい。イノシシ去って「亥年」が「亥い年」になるように祈念。

If you run after two hares, you’ll catch neither.この「二兎を追う」ことわざは、勝手にニワトリに入れ替えIf you run after two chickens, you’ll catcher neither.となる。経験からやはり一羽集中こそコツ。

走るついでに「野ウサギと一緒に逃げ猟犬と一緒に狩りをする」to run with the hare and hunt with the houndは、「一方の味方をしつつ他方とも通じ、状況次第で方向を決める」こと。ポリティカルな状況で例えば主語はおぼろで:They need to stop running with the hare and hunting with the hound.

さらに陸から海に目を向ければ「サメと一緒に泳ぐ」to swim with the sharksなる表現あり。「油断できない人々と一緒に仕事をする」ことで例えば:If you take that job, you’ll be swimming with the sharks. 生き馬の目を抜くサメは通常複数。

So much for that. Avocado go.

日中魂の響き2018

80年代にサンシャイン劇場等の公演で殺陣指導でお世話になった武闘家・俳優のリー村山さん(『ラストサムライ』)と田中巴里絵さんが抜刀ショーなどに出演します。お時間ある方は是非!

口上:日本伝統芸能と中国民族芸能の魂の競演。一流のアーティストにより、箏、日舞、和太鼓、忍者ショー、武術、歌、踊りなど、とても贅沢な公演になります。 収益の一部は保育園の子供達のクリスマスプレゼント用に寄付致します。

https://tiget.net/events/40271?from=loconavi

 

The writing on the leaf


観測し得る宇宙の2兆個の銀河の中の
天の川銀河の数千億個の恒星系の
太陽系のとある惑星の或る国の
或る古都の
ある寺の
境内の
茶店の
庭の
落葉

こう書いたのが一年前 

一説に「葉書」の語源の木 
インドで経を書くのに用いたタラジュの亜流故
タラヨウとしたとある
郵便局の木なる断然独占的呼び名あるもまだ局では見ていない

「悪い事の前兆」を表すイディオムにthe writing on the wallがあるが
タイトルはその前向きなもじりです

Open Sesame!は10代で覚えた表現 なつかしや
元祖パスワードかも 
英語では次のように使われることが多い

open ˈsesame (humorous) an easy way to gain or achieve something that is usually very difficult to get:

Academic success is not always an open sesame to a well-paid job.

The bank had just closed but I banged on the door and — open sesame — they let me in!

This expression comes from the story Ali Baba and the Forty Thieves. The words open sesame opened the door of the thieves’ cave where they kept their treasure.

Farlex Partner Idioms Dictionary © Farlex 2017

胡麻のさやが開く様子、魔術として使われていた、といった語源説有り
laxative(便秘薬)だったからという説を読んだことがある

物語には「閉まれ胡麻!」と岩戸に言う場面もある

締めの一言もShut, sesame!

deadheading night

 

冬コスモス 摘む花殻に 夜の雨

「花殻」はdeadheadと呼ぶ。dead flower headの略か。それを摘むという動詞がこれまたdeadhead。なんだか趣のない名だけれど、ライムするし、ネッチリ言わず、サラッと発音であとは慣れ。動詞をpickやremove、名詞をfaded bloom/blossomなどなどと言い換えもできる。

動詞 Horticulture: to remove faded blooms from (ornamental plants), especially in flower gardens, often to help continued blooming. https://www.dictionary.com/browse/deadhead?s=t

その効用のわかりやすい解説: When you remove dead flowers from your plants, it sends a message to your flowers which says, “Hey! You’re still young. Keep producing.”
https://morningchores.com/deadheading

till the starlings come home

駅前の3本の木に宿る大勢のムクドリの群れmurmuration。

文字通り天敵のカラスやトンビを威嚇するような飛行ショーと、それを終えて帰宅するまでの記録の一部を。

音を下げて。

そして

until/till the cows come home 「ウシたちが帰って来るまで」

は 「いつまでも 延々と 長々と」という意味のイディオム

牧草地(pasture)からなかなか戻らないウシを待つ人間のイライラから生まれたもの。これだけ尽くしているのにもう、とウシの皆さんには傍迷惑以外の何ものでもないだろう。

ただムクドリに関しては

It doesn’t take much time till  the starlings come home.

である。15分くらいだろうか。それにしても皆さん食事はどうしているのだろう。

参考: ウシのIDIOMOOの由来説 Wiktionaryより

Possibly from the fact that cattle let out to pasture may be only expected to return for milking the next morning; thus, for example, a party that goes on “until the cows come home” is a very long one.

Alternatively, the phrase may have a Scottish origin, and may derive from the fact that cattle in the Highlands are put out to graze on the common where grass is plentiful. They stay out for months before scarcity of food causes them to find their way home in the autumn for feeding.

 

CAP-tion

これは好きなbaseball capのひとつでウォーキング時にも良い。

この標語も好きだけれど眺めるだけの釣れない私。気分は

WALK NOW WORK LATER

なのだが ただこれがなかなかうまく行かず

WORK NOW WALK LATER

それも

WORK NOW WALK LATERーMUCH LATER

ということもある。

今日など 雨降る前の夜歩(ヤッホーと読む)となってしまった。

早朝の歩行が良いのだそうで極力頑張ろうとは思っていますが・・・。

発音に問題のある方はある方で

WALK NOW WALK LATERとプロの歩行者になったり

WORK NOW WORK LATERとただただ立派なプロになれる。

I walk to work.という発音訓練文もあった。

work outはトレーニングだけれどwalk outは?これはIt lacks punch.

おあとがよろしい。

ノルウェーの鯖

Holy mackerel!は驚きを表す間投詞。今日魚市場で求めたノルウェー産のサバが大きいので新表現:Holy Norwegian mackerel!  大根胡瓜おろしの置き場がないので小鉢に。牡蠣ほうれん草若布豆腐味噌汁が遠くに。

Holy mackerel!は驚いたときに使われる間投詞。以下の語源説あり。Wikitionaryより。

Recorded from 1803 with uncertain origin, but possibly a euphemism for Holy Mary, with Mackerel being a nickname for Catholics because they ate the fish on Fridays. Another suggested explanation is the practice of selling mackerel on Sundays in the seventeenth century (because its quality deteriorates rapidly), so it was known as holy fish.

いずれにしても鯖が人気魚だったようで何より。今までよく残っているでしょうエヘンとサバイバルの段。

ink painting exhibition

小生のbig sisterの入っている墨絵の会の展覧会を見に上京。
エンゼルフォールズの水蒸気を浴び、富士の曙を3400mあたりの空間から拝んで楽し、小作品も楽し秋の午後。今はほとんど消えた懐かしい佇まいの喫茶店で珈琲。時しばし止まり、また進む。来年また。

 

 

試し描きコーナーで。姉が紙の一番上に一本横線を引き、グラデーションの面白さを示し、「今度はあなたが描いてごらんなさい」との依頼。「さあて・・・と頭を掻いている自分」をと思いスタート。まず線を腕にしてその先に手指をつけたあとの頭と顔がうまくいかず、耳と髭をつけて猫にした次第。猫舌まで滲み出てきて一件落着。

I’m sort of drawn to the art.

The Birds II

Starring …

Starlings!

And

Then There Were None.

こちら向く鳥向かぬ鳥
魚の群れはschoolでa school of fishと呼び
ライオンの群れはpride
キリンの群れはtower
カラスの群れはmurder
そしてムクドリの群れはmurmuration
その飛翔ショーは
https://www.youtube.com/watch?v=NREmtGhIHew
murmurするのはむしろヒト
それにしても動物の群れの名の多いこと
日本語の単位に似ているけれどただ会話では
a bunch of (何でも カジュアル)
a herd of (動物 家畜)
a flock of (鳥や羊)
などが通常用いられる