The Birthday Party公演

古代に演出したことのある、ノーベル賞作家ハロルド・ピンターの『バースデーパーティー』が、新宿のシアターモリエールで上演されています。

近代に英語劇Peter Panで共演したことのある俳優の藤田朋子さん(ウェンディー役、私は父親とフック船長でした)が出演します。不条理劇とも言われますが、今の時代の不条理と比べるのも一興かと思われます。朋子さん、Break a leg!

Train Spotting

今日は渋谷で録音がありました。帰り道。跨線橋上で見た母子。通り過ぎ、振り返り、素早くパチリ。良い風景。
信頼。信頼が彼らを結ぶ。とても大きな、タイタニックな信頼。

It’s trust. Trust is what binds themーhuge, TITANIC trust..(^_^)

『いつでも!冬号』発売です(書店14日)

冬なりに収穫は見込めます! You can harvest some even in winter!

英語の入門は済んでいる。基本語彙もそれなりにある。生き馬の目を抜くよな英会話世界は遠い。といって身近な英会話状況がない。リラックスしながら行きたい。I’m fine, thank you.から始めたくはない。大人としての自分を感じながら進みたい。「英語で考える???」、いや、いや、日本語と英語を往き来しながら、両方の面白さを知りつつ、次第に前へと進みたいのだが、という方々。”普通さ”の部分をブラッシュアップしながら、生き馬目抜き世界と往来したいという方々に。

“Come one in!”

英国のWarm Bank

光熱費の上昇から生まれた新語候補。「暖かい銀行」という名からmoney bankではなさそうだ、という推測は当たりで、引き合いに出されることが多くなったエネルギー不足であえぐ英国製の言葉。(大和の国も同様なれど) オンラインCambridge辞典の右ヨコの新語欄からたどり着く。(「暖か観光」などの他の候補もある)

https://dictionaryblog.cambridge.org/2022/11/28/new-words-28-november-2022/

冬に家で暖を取れないときに行く図書館、美術館、他の公共施設。公共サービスやチャリティなどが運営しているという。

a place such as a library, museum or other public building where someone can go to get warm in the winter if they cannot afford to heat their home, run as a public service by a town council, charity etc.

Reading市では同市初の「暖かい銀行」がスタート。古いパブを改装したもので、一日中暖房を絶やさず、ホットドリンクやスープを共に楽しむ社交上として機能するという。「暖をくれるバンク」とは辛口の命名。

If you were in any doubt about the scale of the cost of living crisis devastating the UK, the fact councils and charities are preparing to open “warm banks” should tell you everything you need to know … The charity New Beginnings Reading is setting up Reading’s first warm bank this winter, hosted in an old refurbished pub. It will keep its heating on around the clock, and act as a social place where people can enjoy a hot drink and soup together.
[bigissue.com, 16 September 2022]

最後に辞書に載せるか否かの投票がある。

Should warm bank be added to the dictionary?
Yes! I’ve heard/read this term a lot.
Definitely not! Let’s wait and see. Maybe people will start using it.
VOTE

Thankful

米国では今日がThanksgiving Dayで(カナダでは10月9日)、七面鳥、あるいは鶏が主役のThanksgiving dinner を前にして、感謝の祈りを上げるのが伝統だ。

I’m thankfulを、改まった気持ちでI am thankful.と3語にしてスタートしたりする。

そしてtoforで人や物事に謝意を表する。

I am thankful to 誰々 for 何々 で、toが感謝する対象になる人を、forがその理由を表すことができる。

I am thankful for 誰々. と言えば、その人の存在に感謝することになる。

ただ、気持ちが溢れて、ある人の存在にforで感謝し、そのあと理由をforで述べるという情の流れもある。そんなときは、for誰々 for何々 という形になるし、耳にすることがある。

I am thankful to you all!
We are thankful!
So are we!
I’m thankful for your friendship….

Autumn Colors on a White Factory Wall

工場の白壁の紅葉。冬がつたわって来ました。

Crawling to Winter

autumn colours autumn foliage fall colors fall foliage

どうもfall(米)よりautumn(英)が秋らしいと思ってしまう。試験国に生まれたせいかfallに和風の痛みを感じるからかも(failのFも目に染みる者だ)。一方、colors(米)がcolours(英)よりぐんと身近なので、結局autumn colorsという英米合作のタイトルになった。ナット・キング・コール(米)も🎵when autumn(英)leaves start to fall.と「枯葉」を締めているし。自分は「日」、無責任ながら100年も経てば垣根も取れる(か?)。AI語でテレパシックなコミュニケ-ションとなるか? とにかくこれはこれでよかでしょう。

人生の4ステージ サンタクロース版とシェイクスピア版

男性寄りですが、サンタクロースをテーマに人生を4分割したのは

  Nicely put.

と感じます。

人生のステージと言えば、シェイクスピア作As You Like It『お気に召すまま』では人生を7幕に分けています。「世界はすべて舞台であり、男と女はすべてただの役者」という名セリフのあと、男女にはそれぞれ登場と退場とがあり、年齢が進むにつれて7つの幕が用意されている・・・と続き、これも男性寄りの7段階が展開されます。

          All the world’s a stage,
And all the men and women merely players;
They have their exits and their entrances;
And one man in his time plays many parts,
His acts being seven ages. At first the infant,

と、まず第一幕は「幼児」です。このあと
whining school-boy 鼻を鳴らす生徒
lover 恋する者
soldier 兵士
justice 判事
pantaloon パンタローネ(痩せた騙されやすい老人)
second childishness and mere oblivion 第二の幼児性とただの忘却

と続きます。興味のある方はゴマンとあるサイトの中から例えばここで。

https://www.poetryfoundation.org/poems/56966/speech-all-the-worlds-a-stage

D-DayとH-Hour

私の「バーボンデー」B-Dayは未定で、TBD(To Be Determined/Decided)という文字が使えるという話をしましたが、史上最大の作戦と言われるノルマンディー上陸作戦が決行された1945年6月6日は機密上

  D-Day

と呼ばれ、歴史に残っています。

 すでに決められた日(determined/decided day)ばかりでなく、未定の決行日も表せるのは、「D」が「day」の略であるからで、同様に、

  H-Hour (「H」はhourのイニシャル)

は「決行時間」を指します。