白川義員さんの写真展

数年前、NHKドキュメンタリー「天空の瀧」英語版で声の仕事を頂き、その試写会でお目にかかった写真家白川先生の写真展に招待頂き上京。姉を誘って恵比寿ガーデンプレースの東京都写真美術館会場へ。

例えばK2の頂上を空撮する!それも上から!!といった「人間がやったことがないこと・見たことのないもの」に挑戦し続ける方。右下がK2。

展示写真の1枚ごとに撮影に至るプロセスを語る解説がまた実に面白く、目を写真と解説の両方にやって長い間立ち止まっている人も多い。写真家は朝夕以外は撮らないという話はよく聞くが、白川さんも同様とある。暁前・日没前にヘリや飛行機を飛ばして目的地へ行き、絶妙な色彩や光景をキャッチするということか。そうした時間にしか見ることのできない色彩に驚く。世界の秘境の空撮以外に、トレックして行きついた未踏・未撮の渓谷(下)のような地上からの作品も多々ある。

カメラも展示されているが、「写真機」としか言いようのない大きさ。この展覧会は関西でも開かれる。

鑑賞後、見たことのない光景や色彩を多数見て呆然としている私と元気にパンフレット持ってイベントを讃える姉。ちょっとした立ち位置の差でゴライアスとかぐや姫のようになってしまうのがスマートフォン。久々の再会。

時間が出来て

4時間計9500歩ほどの歩き旅。モノレール駅から35分、目的地へ向かう。この方向からのアプローチは初めて。

Winking Buddha
DAIBUTSU is 大仏 is DAIBUTSU is 大仏.

そしてTa-Daibutsu!
大仏の 肩に雀ら 夏日立つ

裏へ回れば知らなかった、与謝野晶子氏の歌碑。横に拙者の為のような読みやすきサポートが。
「あゝをとうとよ君を泣く」ファンとして嬉しき縁カウンター。

背後には小仏も。

いきなり轟き渡る和英サインに驚きおののき長谷駅へ。

2兆について

前回に米国の2兆ドル雇用計画の記事を取り上げましたが、1兆は英語で1 trillion(トリリオン)。

1百=1 ハンドレッド、1千=1 サウザンドまで仲が良かったものが、そのあと1万=10サウザンドで日英は同盟を捨て、10億=1ビリオン、100億=10ビリオン、1000億=100ビリオンのように延々とぬかるみを進みますが、この1兆=1トリリオンというポイントで久々に合流します。

そして2 trillion=2兆、10 trillion=10兆、100 trillion=100兆と目出度き道行きを続けます。ところがそのあと、1000兆=1quadrillionと慶事に幕が下ります。

因みにそのあとの単位は、quintrillion、sextillion、septillion、octillion、 nonillion、decillionですが・・・

これで1兆から999兆(999トリリオン)までは大丈夫です。

999トリリオン、999ビリオン、999ミリオン、999サウザンド、999もどうでしょう。

日々是頭韻 PP

米国バイデン大統領が提唱する2兆ドルの雇用計画に対して、それに反対するというところまでは野党共和党の意志が統一されているが、具体的な対案を出せるところまでコンセンサスがとれていないという記事で、この問題に関するpoint personであるカピート上院議員の発言が引用されています。

point personとは、いろいろに訳せますが、つまるところ、大きなプロジェクトの要になる「責任者」のことで、p音の頭韻を踏みます。写真は日本風のお手上げという感じがしないでもありませんが。