です。語呂が快い。で、Here’s the sum of what happened in Nara last night.と言いたい。ならいっそ、
Here’s the sum and substance of what happened in Nara last night.
どうでしょう。ご存知のTime and tide wait for no one.は、同じ頭韻でもtimeとtideは別の意味を持って並んでいます。sum and substanceは唯々くどい(redundant)だけですが、知ってしまうと段々と使いたくなるというフレーズです。まとめて一息で言うと決まります。
これは我が歌で、口をitにすれば、お馴染みUse it or lose it.です。が、退化したとしても、反省して再スタートを切れば、これが本当の退化の改心で、やがて退化ないところまで持っていけるわけです。これは母語にも言えることで、喋らないでいる状態が続くと、クロネコさんが来たとき自分の声の調整が難儀なことがあります。
A student of mine said you’re the best history teacher ever.(私のある生徒があなたのことを最高の歴史の先生だと言っていました)
と同僚に言われた歴史の先生が、
Oh, it’s nice of them.
と反応しました。良いコメントをしたのは一人なのですが、それが男女いずれかか分からないのでthemに。こうすればheかsheか尋ねてIt’s nice of him/her.と言う必要がないからです。その生徒が女性/男性だと思った歴史の先生がIt’s nice of her/him.と返すこともあり、そのときは同僚がHim/her.と直すこともありますが、ある一人をthemで絡め取れば面倒がありません。
こうしたthey/them/theirsの使い方(singular they・単数のthey)は14世紀に登場。それまで「彼」の複数はha、「彼女」の複数はheo、「それ」の複数はhitでしたが、これらがすべてtheyに取って代わられ、この例を含め、ヨーロッパ語に見られる男性形や女性形が消えて、それが英語の大きな特徴となります。そしてまもなくHe or she?とジェンダーを問題とする必要のないときにTHEYが使われ始めて今日に至っています。
以前にお伝えしましたが、この青い表紙の拙パズル本がthe third printになりました。レベルは決して低くありませんが、2万人近くの方々が取り組んでおられると思うと嬉しさの塊です。これがその青表紙。
これがproofです。
It’s now in the third print! 昔は辞書を駆使して取り組んでいました。(今は電子的に走り回っています)。これは出る、これは出ないと忙しいデルタン星人の方々は、言葉を追いかけるうちに広大な英語語彙と文化の世界で遊ぶ自分を発見し、こんなことをやって何になる、から、こんなことをやれる自分もいたのか、と好きになってあげてはいかがですか?