「天気雨」の歌や英語

雨が激しさを増し被害が拡大し続けている。今は遠い英語島でさえ気候の変化は著しい。そんな中、
  liquid sunshine
という気象現象がある。「液体日光」とは「天気雨」のことで、ハワイをはじめ、米国各所で使われる。
 標準的な呼び名は
  sun shower あるいは sunshower 

映画『真夜中のカウボーイ』の主題歌“Everybody’s Talkin’”に天気雨が登場する。
  ♪I’m going where the sun keeps shinin’ through the fallin’ rain,
   Going where the weather suits my clothes…
僕はこの部分が好きで、寒いNYCから南へ向かうバスの場面と重なる。「降る雨を通して日が差し続けるところへいくのさ、天気が俺の服に似合うところへ・・・」。ニルソンの歌は:https://www.youtube.com/watch?v=LMw-2Wr2Kto

クリーデンス・クリア・ウォーター・リバイバルの“Have You Ever Seen the Rain”には、
  ♫Have you ever seen the rain coming down (on) a sunny day?
という一節があり、これもsun showerを表している。ただ、ここでの天気雨は、同バンドが絶頂期に方向性を喪失したことを歌ったものだという。「雨を見たかい」は:https://www.youtube.com/watch?v=g4flAZEgtjs

日本には「狐の嫁入り」もあり、世界には他の動物等の結婚がある。アメリカには悪魔の登場するThe Devil is beating his wife.という言い回しがある。天気雨という呼び名がない地方も多いという。以下、絵解き米語本Speaking American by Josh Katzより。

その他、英語にすれば: It’s a fox’s wedding. (日本語)、It’s a wedding for monkeys.(ズールー)、The leopard is giving birth.(ウガンダ)、The Devil is getting married.(ブルガリア、トルコ)


 
 

電線上のアリア

鳴き終わったあとのキジバトturtledove
たとえば ♪なきおわる なきおわる なきおわる な
のように変なところで鳴き終わるのが不思議な鳥
どうしてそこで と実際に尋ねてみたがすまして返事はなかった
一生気になり続けるに違いないcry気になる
『荒野の7人』のテーマのスタートとエンディングはキジバトの鳴き声にヒントを得たものかもしれない(以前にも書いたかもしれないが)

西沢杏子さんの本 「なんじゃらもんじゃら・ともだち」

詩人の西沢さんは姉のともだちで、そのおかげで新刊を送って頂いた。小学生にも読んでもらえそうな詩集を出されたと聞き、小学の徒の私でもと思い読めば、こもりのおじちゃまの視界は広く開き、心浮き上がり踊り始め、幼年詩苑を遙か下に見て、自由なる精神酸素一杯の世界に、白髪交じりに漂いました。

 いいお仕事だなあ。言葉を抱き、暖め、生まれ変わらせて解き放つ。かつ自由詩ではない。かつ北原白秋のようにカチリと音がしない。かつロバート・フロストのようにいつも家に帰ってゆくわけでもない。かつマザーグースより多い虫や花。かつナンセンスあり笑いあり、おどろおどろしさや暗さは・・・あるとも少しは秋の夕暮れ。

面白くてつい長話に。中高大学生から社会生、人生生まで。

西沢さんのブログ『虫のおとし文』はここ。

http://www.ne.jp/asahi/mushino/otoshibumi/index.html

One-stroke drawing 一筆書き

Can you draw a circle with a dot in the center like this without taking the pen off the paper? 紙からペン先を外すことなく、真ん中に点のあるこのような円を描けますか?

.ANSWER:.

Fold a corner of the paper.

Begin at the dot.

Go like this.

.Then draw a circle.

You’re done!

野菜の秘密

Q: Why should you be careful about telling secrets in the country?
なぜ田舎で秘密を語ることには注意すべきなのか?

Because the corn has ears,
the potato has eyes
and the beans talk.

種明かし: 
ear  トウモロコシの穂・1本
eye  ジャガイモの芽(目?!)
beans talk → beanstalk 豆の木

★ Walls have ears.は日本のことわざと一致するものですが、トオモコロシにも耳ありなのですねメイちゃん。

米国最高裁判所長官が転んだ。 「大事をとって」について

中生代のあれはハイスクール三畳期だったか。
青い表紙のマメ単にある単語を黒いペンで消していく作業をよくした。

Aから始まり、abacusでソロバンがわからず、abandonで放棄する、というあっけない流れがジョークとなっていた。そのしばらく先にあったのが、

abundance

「多量・豊富」と覚えた。形容詞abundantもついでに。

今 an abundance of caution (十分な注意)

という、コロケーションも奇妙な、かつ使い古された表現が、毎日の報道の中で次のようなフレーズで使われている。

out of an abundance of caution(大事をとって)、いや、

out of an abundance of caution(十分大事をとって)

あたりの気持か。(二度同じものを並べると覚えるかも。)
大事を取らざるを得ないことが日常に溢れるこの時期、米国の最高裁判所長官(the Chief Justice of the United States)が転んだ。

散歩中だったらしい。脱水症状dehydrationからくる意識もうろうlight-headednessのため倒れて頭部を打った。縫合を数針suturesし、十分に大事をとってout of an abundance of caution、一晩入院し、翌日退院discharged。

現在米国のchecks and balancesのそれこそそのバランスを保つ重要な人物が転んだわけで。だるまさんも驚いたかもしれない。違う道を歩き出さないよう願う。別のソースも。

私が散歩中に転べばどうかなと一瞬思うが、このブログを賑わすことは間違いないでしょう。ただ、out of an abundance of cautionはフォーマルな響きあり。私の場合は、

to be on the safe side

あたりの言い回しで十分。

3つの見出し エンニオ・モリコーネ ありがとう

モリコーネ、亡くなる。『ニュー・シネマ・パラダイス』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウエスト』『ザ・グッド・ザ・バッド・ジ・アグリー』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』『海の上のピアニスト』『ヘイトフル・エイト』、リストは続くよ、どこまでも。ある場面のある音楽に浸るために映画を見ることはそうあるものではない。この方は別で、映画なのに目をつむらせることが多い。壮大、野蛮、品格、流麗・・・月並みな賛辞を光らせてしまう。

MTVの壮大な夜明けのような『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウエスト』のラスト。古代の映画館で、美しさの中に沈み込ませてくれた。

A man of grandeur, grit and grace goes. His music goes on. Grazie mille, Senor Morricone.

温故造新

古くからある

Q: When is a door not a door?
A: When it’s ajar. (a jarと掛けてある)

これは今も変わらない。

Q: When is a lamp not a lamp?
A: When it’s alight. (a lightと)

これも変わらない。

Q: Why is a watch like a river?
A: Because it doesn’t run long without winding.(蛇行する と掛けてある)

これはもう古い。(腕時計で竜頭を巻く[windする]ことはあまりない)

Q: Why is a watch like Blade Runner 2049?
A: Because it runs so long without winding. (1982年版が好きな人が)

これは謎を新しくしてみたもの。長すぎるというのが見始めてしばらく経ったころに持った印象。今も変わらない。蛇行しない大河を進むようだった)

Q: What goes around the house without legs?
A: A broom.

これは放棄すべきもの。
もったいないので答えを新しくしてみた。trade nameのようですが。

A: A Roomba.

an autonomous robotic vacuum cleanerならコピーライト無しのようだが、なぞなぞの答えにはなりにくい。

Roombaは、a broomを作り直したか! リズムもいいし。この最後の小さなセレンディピティ、ミニセレに、自分で頭をナデナデ。

リンカーン学校

米国のこの町に住落ち着いている娘は数ヶ月ほとんど外出していないらしいが元気のようでご同慶の至り。以前お土産にもらったマグ。

晴れた今朝、コーヒーを淹れてこれに注いで飲む。
何でもかんでも目分量なので飯の出来なども心躍るわ沈むわ波瀾万丈なのだが、このコーヒーはただ量足らずだっただけなのかな、とにかくまずいかどうかさえわからない。

リンカーン(英語:「リンクン」)の言葉があった。

If it’s not coffee, it must be tea. If it’s not tea, it must be coffee.

だったかな。うろ覚えなのでグーグると、こちらが当たりのようだ。

If this is coffee, please bring me some tea. But if this is tea, bring me some coffee.

大統領は、レストランの出したコーヒーのようなものに対し、不快や怒りを見せることなくウエイターを呼んでこう頼んだという。
なんとストレートかつマイルドなロジックだろう。
腹が横たわっているのだね、この方は。
シオドア・ローズベルト大統領は、Speak softly and carry a big stick.(おっとりと話し、でかい棒を携えること)が外交の基本だと述べている。
リンクンは、ユーモアを携えていたようだ。
7月は蒸し暑く風強く雨多き世界になるらしい。揺り戻しの只中にある騒然とした米国のニュース番組で今朝、ある細菌学者が、Be gentle to yourself.と視聴者へのアドバイスを行っていた。科学者から精神面の助言とは異例。
That touched my heart.身に染む。